人は愛されたい生き物だと実感したとき

子育てするパパ・ママが避けては通れないのが、子どものイヤイヤ期。最近ウチの2歳半の長男は服を着るのを嫌がります。着せようとすると「ちょっと待って〜」が口癖で、一向に服を着る気配がありません。

ちょっと強引に着せようとするとすぐに「父ちゃんきらい〜」としかめっ面をして言ってくるし、すぐに泣きだします。最初の数回は可愛いなと思いますが、すぐにイライラするようになります(笑)

先日、これから出かけようというタイミングでそんな調子だったので、長男の「父ちゃんきらい〜」に対して、「服を着ない子は父ちゃんもきらいだよ」とちょっと強めの口調で言ってやりました。

はたから見たら子ども同士のケンカみたいかもしれませんが、色々やりたい事もあるのに延々とこんな調子で服を着ないと、本当にイライラします…。そして自分の怒りの感情をコントロールできないことにまたイライラしたりして…完全に悪循環ですね。

その後しばらく拗ねてた様子で(息子も自分もw)、1時間遅れくらいでさぁ出かけようかというとき、玄関で靴をはきながら、今度は服もすんなりと着てくれました。

頭からか服をかぶり顔を出した息子がひとこと僕に、「みーちゃんのことすきー?」と聞いてきました。("みーちゃん”とは息子の愛称です。)

さっき、僕が「服を着ない子は父ちゃんもきらい」と言ったことを覚えていたんでしょう。そして、不安になったんでしょう…。

子どもってホント素直ですよね。不安を感じたら、ちゃんと言葉にして確認できるんです。大人には簡単にできないことじゃないなと思います。

長男にそう聞かれたら、「しゅきしゅきだいしゅき〜」って感じになっちゃうんですが(笑)

人は愛されたい生き物なんだなって実感した出来事でした。

それと、子どもはやっぱり素直に親の言ったことを信じようとするんだと言うことを改めて実感しました。

「きらい」って言われたらそんなはずなくても「嫌われた」って不安になる。それが本当なのか嘘なのかまだ分からないんですよね。

最近は朝も夜も、いつも服を着せようと必死で「早く着ないと雷様がおへそ取りにくるよー!」などと脅し文句を使ってしまってます(汗)

本当なら、そんな嘘をつかずにスムーズにコトを進められたらそれに越したことはありません。でも、ついつい自分の都合を優先して言ってしまう…

アタマではわかってるのに実際にできない…うまくいかない…こんな場面が多いのが「子育て」な気がします。だから疲れちゃったりするんですよね。幸せなことのはずなのに。

日々色んな言動に迷いながら、そして子どもから色んなことを気づかされながら、子育てに奮闘しています。

もしあなたが子育てに孤独とか誰もわかってくれない辛さを感じていたりするとしたら、そんな必要はなくて、こうやって迷いまくって失敗しまくってる人(←僕)もいるよってことを、ここにお知らせしておきます。

ひとりじゃないよ!

・・・ってまるで自分に言い聞かせてるみたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな学び・気づきを綴っています。僕の日常の一コマがあなたの行動のきっかけになれば嬉しく思います。
この記事の表紙画像は 上の森 シハさんのみんなのフォトギャラリーの画像を拝借しました。シンプルで素敵です。ありがとうございました。

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