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バンクシーとパレスチナ
「Love is in the Air」
バンクシーの作品の中でも有名な作品。
オリジナルはパレスチナの壁に描かれています。
暴徒のような姿の男が火炎瓶でなく、花束を投げようとしている。
暴力でなく愛をもって戦おうというメッセージでしょうか。
バンクシーにはペストコントロールという組織があり、そこがバンクシーの真贋を証明し、作品の流通も管理しています。
なのでバンクシー自体はギャラリーと接することはありませんが、作品販売の利益はちゃんと入るようになっています。
バンクシーの作品は絵の綺麗さとかではなく、メッセージ性の強い作品です。
この作品だとパレスチナ問題でしょう。
また資本主義や消費社会への風刺なども見てとれます。ミッキーマウスやドナルドを悪そうに描いてるのもそのためです。
バンクシー展に行くことがあれば、そこを感じてみてください。