レシピにおける調味料の新表記法!

こんにちは!ご無沙汰しています。

突然ですが、レシピを見ながら料理していてモヤモヤした気持ちになったことはありませんか?
ぼくはあります。

特にぼくが気になっているのは、タレやソースなど複数の調味料を混ぜて使う場合の、その調味料の順番。例えば、

醤油:大さじ2
砂糖:小さじ1
酒:大さじ3
みりん:大さじ2

のように、大さじと小さじが混じっている場合、その都度大さじと小さじを持ち替えないといけないのでめんどくさい。しかも大さじが2と3がバラバラに出てくるのもややこしい。
というわけでこの場合は、

醤油:大さじ2
みりん:大さじ2
酒:大さじ3
砂糖:小さじ1

と大さじを先に並べ、さらに同じ大さじなら大きい順に並べるというように並び替えれば、

「えっと、つぎはどっちだっけ?」

とその都度レシピ本を拡げることなく、

「はいはい、醤油とみりんは大さじ2、そして酒は大さじ3。持ち替えて砂糖は小さじ1ね」

というように、パッとレシピを見ただけで調味料を測ることができます。

これだけでも大きな進歩だし、上記のように調味料が少ないとこれで良いのですが、調味料の数が二桁になると状況が変わってきます。
最近ぼくはダイエットにはまっているので、お昼によくカオマンガイを食べるのですが、そのソースの調味料は12もあります。すると調味料を測る順番がよりシビアになってくる。というのも、調味料には醤油や酒のような液体状のものから、砂糖や塩などの粉末状のもの、さらには味噌やバターのような粘土状のものまでその状態に違いがあるからです。また、ひとくちに液体状といっても、醤油のようにサラサラしたものもあれば、トマトケチャップのように粘り気のあるものもある。

そしてこの調味料の状態の多様さは、「調味料がさじにいかに付着するか」という点で調味料を測る順番に大きな影響を与えることになります。

例えば仮に醤油を測った後に味噌を測ろうとするとどうなるか。
味噌は基本的に箱状のプラスティックの容器に入っています。測るためにはこの容器にスプーンを突っ込んですくわなければならない。
醤油は液体だが表面張力でスプーンに付着するので、醤油を測ったあとに味噌を測ろうとすると、醤油で汚れたスプーンを一度洗ったあと、味噌をすくわなければなりません。これが逆ならどうなるか。
味噌を測る際はまだスプーンは綺麗なのでそのまま使用することができます。そして醤油はボトルに入っているので、味噌がさじに多少付着していてもそのまま測ることが可能なのです。
また、砂糖のような粉末状のものもやはり容器に入っているので直接スプーンを調味料のなかに突っ込んですくわなければなりません。ただ、液体と違ってスプーンに付着することがないのでそのまま使用することができます。これが逆に粉末状のものを測るのを後回しにして、醤油などの液体を先に計測してしまうと、洗わなければならなくなるのです。

このように考えていくと、まず最初に粉末状のものを測る。次に半固形物を測る。最後に液体状のものを測る。このような順番であればスプーンを洗うことなく最後まで調味料を測ることができるのです。
これを先ほどの大さじ小さじ順の表記法に加え、タレのレシピを表記すると

砂糖:小さじ1
唐辛子(輪切り):小さじ1
味噌:小さじ1
酢:小さじ1
ごま油:小さじ1
レモン汁:小さじ1
ナンプラー:小さじ1
醤油:小さじ2
オイスターソース:小さじ2
生姜のすりおろし:少々
にんにくのすりおろし:少々
ネギ:少々

となります。この中で、砂糖と唐辛子は固形物なので最初に測れば小さじを汚すことなく、次の調味料を測ることができます(ただ、唐辛子の後に砂糖を測るのはちょっと抵抗があるので笑、唐辛子は後にしました)。次に味噌を測ると小さじは汚れるけれど、その後の液体状のものは基本的にどれも瓶的な容器に入っているので、多少付着していていてもそのまま次々に測ることができるのです。

という理由で、こちらの調味料の表記法、本当に採用してもらえませんかね?われながらとても良いと思うんだけどなー。

ちなみに、こちらのタレのレシピは本当につくっているカオマンガイのタレのレシピなので美味しく食べられます。ぼくが好きなのは、鳥の胸肉を60℃×70分ほど低温調理して、玄米といっしょに食べるというもの。パクチーがあるとさらに気分が盛り上がるのでおすすめです。

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