いつもドコモショップではいろいろ考えさせられる
先月、ドコモの契約のことで久しぶりにドコモショップに行った。Ahamoなので全てネットでやり取りができるのだけれども、少しややこしい質問だったので対面を選ぶ必要があった。しっかりと予約をして行くと前に簡単な対応をしてもらったことのあるインド系と思われる日本語を片言で話す比較的社歴の若そうな社員の方と思われる男性の方に対応してもらうことになった。ついに担当を任されるようになり、しかし、少し難しいことを聞く予定だったので、(マジかー)と思ってしまった。
案の定、質問をするといちいち事務の机に戻り電話をしたり調べ物をして戻ってきてを繰り返し、あっという間に1時間が経ってしまった。自分は待っている間もスマホで本を読んだり調べ物をしたり仕事をできるので今は待つこと自体それほどイライラしないが、保育園のお迎えとか子供の世話の事が頭によぎり始めるとさすがにイライラしてきて、女性の上司らしき人にちょっといい加減にしてほしいと言ってしまった。
その片言の男性の方は自分が言っていることの半分くらいはわかっておらず、自分は外国人として海外で暮らした経験もあるから許容があるつもりだったが、イラついてしまった。その方を自分の担当をさせた上司にも馬鹿にされた気持ちになったというのも怒りを助長した。
しかし、その男性の方はまっすぐで一生懸命さが見えて自分もイライラしながら、一緒に勉強しようと言いながら2人で理解しようと努めると仲間のように思えてきて、その後、疑問は解決して何か2人で達成感のようなものを得た。
帰りの道中で、自分が海外で英語で対応していたら同じように込み入った話は理解しづらいだろうし、何か自分が不利な立場でいないということが後ろめたい気になった。
というのも、自分が海外に行って外国人に一度なってみたいと思ったのは、大学時代に留学していたアジア人を見て、自分もアウェイの気持ちを味わなければならない、その環境で成長したいと思ったからであり、今ホームにいる自分が居心地がいいと思いたくないというような気持ちであった。人生は甘くなく、ホームでもいろいろ挑戦すれば不利な環境はいくらでもなるだろうが、アウェイで頑張る自分というのも気持ちがいいと思うことがあるのである。
そして、思ったのは、少子化で移民の方が今より多くなってくる社会になる可能性は高く、日本に横行することなかれ主義に反してそんな片言でしか喋ることができない社員を担当させるドコモの勇気を消費者として受け入れていかなければならないのだということだった。
ドコモショップへ行けば、十中八九予定よりも待たされて、イライラさせられるのだが、そういうもんだと慣れて、そういうもんだからこそahamoのような商品が出たし、でもまぁいろいろいつも考えさせられるなぁと思ったのであった。
#ドコモ #ドコモショップ#ahamo#移民#少子化
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