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日本のワールドカップが終わって思ったこと

日本がクロアチアに負けて、念願のベスト8進出はならなかった。クロアチア戦は自分の見方としては、日本の方が強かったようにも見えた。最後もう少し時間があれば、日本がもう一点とれるような気がしていて、PK戦にはなってほしくなかった。最後の方PK戦をより望んでいたように見えたクロアチアに余裕が出て、クロアチアはPK戦で有利に進めたのかもしれない。しかし、仕方のないことだが、PK戦直前の南野選手の顔を見たら、緊張で顔がひきつっているように見えて、失敗したのは納得でもあった。

4回挑戦して、一度もベスト16の壁を越えられなかったから特に壁のように捉えられているが、36年ぶりに決勝トーナメントに進出したモロッコはスペインを破り初のベスト8に進出したし、韓国も2002年のワールドカップではベスト8に進出したのを見れば、勢いというのも大事な要素にも見える。しかし、モロッコは36年ぶり、そして、韓国はワールドカップ初出場からの歴史は日本より長く、歴史の長さの重みというのも無視できないものなのかもしれないと思った。

ワールドカップの盛り上がりはここ2週間ほどで、また盛り上がりも冷め、野球という日本の人気スポーツの影で地道に発展していかなければならないだろう。サッカー人口は増えているのかはわからないが、自分の幼少期に比べれば、今の自分と同じ親世代の子供達は、どちらかというと、野球よりサッカーをしている子の方が多い印象で、だからこそサッカーは確実に底上げはされてきたとは思う。ちなみにJリーグは自分の小学校時代に始まった。

それでも、国際大会においては野球の成績の方が結果を出しており、日本の野球というスポーツの存在感は大きい。アメリカは、日本のようにサッカーの人気も大きくはなっているが、4大人気スポーツがあり、あるレベルからの伸び悩みがあるのは日本と似ているのかもしれない。両国とも、これらの他の人気スポーツとの兼ね合いで、サッカーをどう底上げできるかというのは興味があるところである。

日本代表の後任監督の話がもう出ており、森保一監督もその候補の1人と言われるが、いろいろな記事を見る限り、森保監督は固辞するのではないないかと見る。だいたい、信憑性については最近だいたいわかるようにもなってきたが、インターネットのニュースでは本当にいろいろなことを言う記事があるなとも思った。

というのも、代表監督というのはアウトプットが中心で、森保監督は一度、ヨーロッパでの監督業の経験をしたり、充電してインプットを増やしたいと考えているのではないだろうか。森保監督は自分が小学校時代に、Jリーグの始まりで盛り上げた印象的な選手で、森保監督の監督としての評価は高く、いずれまた日本代表の監督でリベンジしてもらいたいが、4年後というより、この4年間はいろいろな別の経験をしてもらい、8年後のワールドカップで指揮をとってもらえればいいのではないかと考える。

いずれにせよ、本田圭佑さんが言うように、ベスト16の壁というのが一つ大きな課題になって、ベスト8が目標のようになってしまったらそれも意味がないので、そこには拘らず、優勝のためにどうあるべきかということを根本から考え、目標として頑張ってもらいたいと思う。自分はそのために間接的に何をできるかということも考えた。一つには、冷めていたサッカーへの興味をまた取り戻し、小学校のJリーグの始まりの頃以来、一度も足を運んでいないJリーグの試合にでも見にいければと思った。

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