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【半年ぶりのゴルフ】

先週の日曜日に得意先のゴルフのコンペに参加した。ちょうど親父さん(会長)が亡くなる前に同じゴルフのコンペに行ったきりだったからもう親父さんが亡くなってから半年が経ったのかとふと思わせられた。

今回はゴルフ初心者の妻(専務)も営業担当ということで、今回のゴルフコンペに一緒に参加した。初心者でケアをしてあげないといけなかったから自分のことは後回しであったせいか、逆に自分の結果に対してはこだわりが薄れて、スコアは119であったが、最近の中では良い成績の方でニアピン賞の一つを獲ることもできた。そして、楽しむことを期待していなかったせいか、なんとなくゴルフの景色や料理も楽しむことができて、忙しい方が実は楽しめるというようなことの一つかなと思った。

流石に、8年くらいはゴルフを時々ではあるがやってきたので、ダフったり、チップしたりした時にどう修正したらいいかというのが自然とできていたようだった。まぁこれは経験としかいいようがないことである。そして、今回あせって腰が開きすぎたり、前につっこんでスライス側に飛んでいったり、シャンクになったりすることがなかったのは、飛ばそうという気持ちを持たないように気を遣ったことと腰を回すことに集中したからだと思った。

妻がいたので、スイングのビデオを撮ってもらうこともでき、後で見てみると意外にもそれほどかっこ悪いものでもないなと思ったのが率直な感想だった。ある程度野球をやっていたから、ゴルフを始めた時から不細工なスイングではないとも自分の中では思っていた。

でも、上手な人のあの綺麗なフォームに比べて何かが違うということを今まで疑問に思っていて、基本は以前受けたレッスンで習ったから、その綺麗なフォームに似せることが上達につながると考えていた。野球ではスイングは比較的、綺麗と言われいて、それが結果に結びついていたわけではないのだが、ゴルフは綺麗なフォームに似せることが結果につながるのではと期待している。

野球の守備でも形にこだわらず、アウトにすることを優先にしないといけないが、平凡なゴロも多く、やはり基本のフォームは大事であると考える。そのような形にこだわるべきでもないという意見もあるが、ケースバイケースで、ゴルフで結果が出ている人が全て綺麗なフォームというわけでもなく、アマチュアの野球の打撃及び守備でも粗いフォームで結果を出している人はいるのだが、ある一定の壁を越えた人はほぼ全てその綺麗なフォームにたどり着いているのではとも考えるからである。

その不細工なフォームになっている一つの要因として思っていたのは、腰をあまり回さず、手のバックスイングが大きくなり、手打ちのような感じになっていたことだった。数年前からそれは、前側のひじをバックスイングでまっすぐにすることにより、手のバックスイングを小さくして、腰を回すということだった。

そして、今回フィル・ミケルソン等のプロの方の主に後ろからのスイングのビデオを見て気づいたのが、バックスイングの時に前側の膝が折れている一方、自分のものは棒立ちで曲がっていなかったということだった。前側の膝を曲げることをビデオを見たあとに自分で試してみると、腰が結構周り、何かその綺麗なスイングに似せられるというようなイメージを持った。

膝を曲げることのデメリットのようなものは、沈むから頭が下がり、ダフリぎみになってしまうことであるかと思ったが、それはインパクトの時に膝が伸び切った時に元にもどることを利用するか、膝を曲げても、腰を回す角度を斜めにしたりするか、腰を回す作用を利用することにより沈まず、顔の位置は固定できるとも考えた。

今回、始めの方はバンカーがうまくできなかったのだが、その時はやっぱり砂を叩けていなかったのが原因とわかり、膝を曲げて、肘も曲げて、インパクトの時に肘が伸び切って、ボールの下の土を叩くことにより、改善された。これも何か膝を曲げて、スイングの時に膝が伸び切るという上記の作用に似ていると思った。でも、おそらくバックスイングの時は顔は上下しないほうがいいと考えている。

その綺麗でないフォームに共通することとして、腰が回っておらず手打ちになっていることではないかと自分の中では考えており、次回、練習と本番で膝を曲げて腰の回転をスムーズにすることを試してみたいと思ったのであった。

レッスンでは、バックスイングでその前側の腕をまっすぐにすることと、前側の膝を曲げることを言われたことはなかったが、ネットで見るとそれがいいということを書かれていたし、プロもそのようにしているからレッスンの基本で言われていないことを自分なりにやってもいいと思った。基本的には、ゴルフの指導は色々な人から話を聞くと混乱するので、複数の指導者から話を聞かない方がいいと言われているのだが、それくらいはいいだろうと。

まぁ自分で自分を見るフォームは偏見も出て、悪く見えるかもしれないというのもあるが、球技は不得意ではないという特徴を活かして、綺麗なフォームというのはこだわっていきたいと思う。よって、このバックスイングで腕を伸ばすことと、膝を曲げることをこれから意識していくらかプレーした後にまたレッスンを受けてみていいとも思った。

つくずく、野球でもゴルフでもバックスイングというのは大きな鍵というか重要なポイントなのだなぁと思う。それは日常でも物を叩く時に、最大限、力を出すことと正確に目当ての場所にあてるには、上下左右せず力を最大限出すためのバックスイングが大事であると同じように。まぁ物を叩くときに、力を入れるためには、膝は曲げたほうが出るというのは自然に今までの経験からわかることであるとも思う。

そして、最近はいろいろ忙しくしているが、久しぶりにゴルフをして、何か一つの楽しみが加わり、あらためていい趣味だと感じ、今後の楽しみとしていきたい。


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