神戸製鋼
日本の三代高炉鉄鋼メーカーと言えば日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼である。日本製鉄は主に住友系と統合、JFEスチールは川崎製鉄とNKEと合併し誕生など、統合や合併を繰り返し今に至るが、神戸製鋼は比較的ずっと独立してやったきたイメージが強い。なので、粗鋼生産のシェアでは他の2社と大きく差があるが、線材など世界でもシェアの高い有名な部門がある。日本製鉄などと何度か合併の噂などもあったことがあるが、独占禁止法などに触れる可能性もあるなどして合併には至っていない。
自社では、神鋼ボルトで神戸製鋼系とつきあいがあるが、ボルトではいろいろお世話になっている。自分は小学生の頃よくラグビーの試合をテレビで観戦し、その頃大学ラグビーの早明戦で盛り上がっており、スクラムハーフの堀越選手やフルバックの今泉選手のプレーに魅了され、早稲田大学の応援をしていた。ライバルの明治大学には有名なウイングの吉田選手がいた。同じ頃、社会人ラグビーでは神戸製鋼が7連覇を達成し全盛を極めていた。ラグビー日本選手権では早稲田大学が神戸製鋼と闘うこともあり自分は早稲田大学の応援にまわっていたが、そのうち神戸製鋼のプレーにも魅了されていった。その後、早稲田大学の堀越選手や増保選手、明治大学の元木選手も神戸製鋼に入り、神戸製鋼のチームのファンになっていった。
いろいろな不祥事も経て大変な時もあったが、今こうして商売で神戸製鋼とつながるというのも少し感慨深いものがある。こういった幼い頃に見たスポーツなどの思い出が商売に対する思いに影響がゼロではないと感じる。小さな頃の経験や体験というのはこのようにして大人になり影響してくることもあるからその頃の好きなものというのは大事にしなけらばならないと思う。なんとか独立を続け頑張ってもらいたいものである。
日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の開催から久しくなるが、コロナの騒動を経て、その盛り上がりはどこへ行ったという感じである。その4年前のワールドカップ2015の後の盛り上がりもしばらくしてどこかへ行った。普段注目されないスポーツにはにわかファンが必要であり歓迎したいものだが、にわかだけに盛り下がるのも早い。またワールドカップが行われれば盛り上がるだろうが。基本的に日本人は盛り上がりやすく冷めやすいと言われるが、コロナについても騒動が落ち着けば「そんなことあったっけ」となる可能性も高いのではないかと思った。
#神戸製鋼 #高炉メーカー#鉄鋼#ラグビー#ラグビーワールドカップ#騒動#早稲田大学#コベルコスティーラーズ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?