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音楽発表会

日曜日は例の長女の音楽発表会だった。妻、次女、母親を連れて、会場に行った。相変わらずのマスク着用義務、体温検査があり、演奏する子供達も申し出がなければ演奏中もマスク着用であった。クレーム対策以外に、本当に感染対策のためを考えてやっている人はどれだけいるのだろうか。

それはさておき、今まで長女につきっきりで教えてきたので、家族の中で一番楽しみにしていたのは自分であったのかもしれない。長女は全く緊張する様子もなく、今後の人生でもこういったイベントに平然と臨めるようであればいいなと思った。

特に大きなミスもなく、演奏を終えたのだが、弾いている最中は、家族の中で自分だけが長女の弾いているパートを理解して、「ちゃんと弾いているな」と心の中で、先生のような気持ちを持ち、時間をかけたものにしかわからない優越感を覚えた。

運動会も含めて、こういう発表会では自分の子供以外に、高学年の子達の演奏やリレーかけっ子を見るのも自分は好きである。何か低学年とは違う頼もしさやギャップのようなものに惹かれるのかもしれない。最近では、感染対策で自分の子供の時間だけ見させるというやり方があるが、自分の子供だけみたいと運営側に勝手に考えてそうするのは煩わしいと思っていた。今回は、全学年の演奏を見れて、それだけでも良かった。

今回は一人一人がパートを任されて、エレクトーンでの演奏であり、エレクトーンはみんなで弾くとすごい豪華な音になるのだなと知らされたが、静かなピアノの合同の演奏もちょっぴりみたかった気持ちもあった。

意外にも、まもなく2歳になるワンパクな次女がおとなしく演奏を聴いていたのは助かったし、驚かされた。長女の演奏を見て、音楽が好きになったのであれば、また一からピアノを次女にも教えるとなると、これも正直気が重くなった。

こんな時だからこそ、他の子のマスクをとった姿を初めて見ることができて、全く印象が違う子もいた。だからと言ってどうのこうのないけれども、スポーツイベントも含めてこういった催しにマスクをつけているというのは、マスクをしていない時を知っている自分にとっては違和感しかない。

今回の音楽発表会では、前夜に考えていたほど感慨深いものはなかったけれども、こんなようなことを断片的にいろいろ感じたのであった。

#音楽発表会 #エレクトーン#マスク#ヤマハ#音楽#ピアノ

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