【ドラフト会議】

先日、プロ野球のドラフト会議が行われました。我らが中日ドラゴンズはくじ引きも上手くいき、満点に近い結果を残したようです。ただ、これは蓋を開けてみないとわからない部分もあります。

ドラフト会議は一つの楽しみではありますが、最近は人気選手を巡っての競合でくじ引きの瞬間を楽しむだけになりつつある気がします。とはいえ、ドラゴンズのくじ引きの運が良いからかもしれません。

個人的には、大リーグのように、成績が下位のチームから順に指名する完全ウェーバー制が良いと思っていますが、くじ引きのワクワク感がなくなるのも少し寂しい気がします。逆指名制度があった時期にもそれなりに楽しめていたので、完全ウェーバー制でも、人気選手を指名できたときの喜びはあるかもしれません。

近年、民放のドラフト放送が長くなったかと思えば、一位指名の中継だけが流れ、その後は候補者の紹介映像ばかりで、ドラフト会議自体が見られないのが残念です。CS放送のように、ドラフトを中継しながら解説者の話が聞けるスタイルが理想ですが、民放とCSが競合しているので、民放が同じような放送をするのは難しいのかもしれません。

同じことが選挙特番にも言えます。候補者紹介の映像ばかりが流れ、面白みに欠けます。個人的には「朝まで生テレビ」のように、速報を見ながら専門家同士の議論や候補者へのインタビューをもっと見たいと思っています。

幸先の良いスタートを切った中日ドラゴンズですが、来季のコーチ陣を見ると、中日OBで固められており、勝利のために派閥を超えた陣容とは言い難いと感じています。期待しすぎずに、来年のシーズンを楽しみにしたいと思います。