マットスイッチとジャンプ高スケールの両方をつかって感じたこと
先日、マットスイッチの「BPAT JUMP」や「BPAT Heart Rate」の体験会を実施したので、そこで「ヤードスティックとマットスイッチでどのぐらい差がありますか?」と質問を受けたので実際に試してみました。
先に言っておきますが、私はマットスイッチの「BPAT JUMP」を販売するスポーツセンシング社の社員でもあり、指導拠点でもあるベストコンディションジムは業務提携している関係にあります。
そのため若干の営業トークと受け取られるのは仕方ないとは思いながら書かせていただきます。汗
ただ、ヤードスティックも10年以上(先月も使いました)ジム指導や部活指導で使用しているぐらい使い込んでいる測定ツールでもあります。
マットスイッチ形式の測定も10年前ぐらいに使っていました。壊れてしまいましたが比較的早くから触っていました。(そのころはあまり理解していませんでしたが…)
まずヤードスティックの方が数値が高くでます
ヤードスティックで56cmでマットスイッチが37cmの違いがでました。
そのあとに、つま先立ちとバンザイの高さを0cmとして測った場合、ヤードスティック41cmでマットスイッチが37cmになりました。
つま先立ちと片腕を伸ばす動作、目盛りの羽を触るタイミングでヤードスティックが高くて出ているようでした。
ヤードスティックの場合は、数値にバラツキがあります。
頂点で尚且つ指先を当てないといけないので、難しいのではないか。
これは、ただ跳ぶ以上にスキルが必要になると考えられます。
また、垂直跳びをヤードスティックで行った場合、多くの場合で片足着地になることが多く、両足で着地するよりも早く着地をしてしまうので跳躍高が低くなりやすいのではないでしょうか。
足元を気にせず、目標物に向かって最大跳躍高を目指すとするなら、ヤードスティックの方が競技スキルの場面に近いように感じました。
例えば、バレーボールの場合はボールに合わせて跳ばなければいけないため、手の位置まで重要になります。
マットスイッチでは、羽根を触るために手を伸ばす必要がないため、スキルではなくフィジカル的なジャンプの評価が出来るのではないでしょうか?
今回の比較から「トレーニングの評価」としてジャンプを見るのであれば、マットスイッチの方が良いように感じました。
マットスイッチ式であれば、垂直跳びだけでなくリバウンドジャンプの測定なども出来るため、用途が広いと思われます。
しかし、垂直跳びを測定するトライアウトなどでは、ヤードスティックを使用している場合もあるため、その時はヤードスティックでも高さが出るように練習しておく必要があるかと思います。
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