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声にならない要望に応えるために、提案をしていく。

当たり前ですがトレーニング指導の際に、
お客様や選手にどうなりたいかを必ず聞くようにしています。

相手の要望に応えることこそが仕事だと思っていたのですが、
はっきりとした目的や希望がないことが多いとの方が多い感じました。

パフォーマンスアップしたいことは間違いないのですが、
どんな所を向上させたいのかを聞いてもはっきりとした答えがありません。

これは選手が悪いのではなく、こちらがポイントを見つけて
提案していく必要があると思うようになりました。

思い返すと同じようなことが自分にもありました。
いつも行く美容院があるのですが、自分からのオーダーは特になく
変でなければ「似合う髪型にしてほしい」といつも思っています。

髪に詳しい専門家に任せるのが一番だと思っているので、
むしろ「〇〇な髪型が似合いますよ」といって
提案してほしいと思っています。

トレーニング指導も同じで、
良くなりたいとどの選手も思っているものの
「何が必要なのか」がわからない。

そのため、こちらから気づかせていき
その方法を提案していくことが必要だと思いました。

曖昧に答えていた選手もこちらから提案をしていくと、
徐々に頭の中が整理されて具体的な答えが返ってくるようになってきます。

意識の高い選手は、自分の理想と現状のギャップを感じているため、
それを埋めるために具体的なことを質問してきます。

そういった選手は少数ですので、
辛抱強く指導していきたいと思います。

今後の髪型も検討していきます!

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