喧嘩
彼女と喧嘩した。
彼女が辛い事を我慢している事が気が付けず、傷ついたことに八つ当たりされた。
無神経だと彼女は言った。◯◯さんは気がついていて、優しかったとまで付け加えて。
でも俺は到底想像も出来ない領域の辛さだから、なんで言ってくれないんだ、というニュアンスで言い返したら、怒らないでぇ〜と大泣きされた。
でもわからないんだ、本当に。だって、その種の仕事の辛さなんて、並大抵の人が踏み込まない領域なのに、無神経と言われる筋はない。
でもどうでも良いから、ピーピー言わせてと言われたら、そうするしかない。
泣きながら寝ようとする彼女に怯えて、距離を取れば怒られる。添い寝してよ😭と言いながら、お腹ぺこぺこだからなんか作って来て😢とも言う。
ここまで気が付かなかった俺が悪かった。彼女の空元気を魔に受けてしまった俺が悪かった。疲れているのはわかっていたのに早く食べ物を用意してあげなくて悪かった。
そして数日前に知り合いのライダーの突然死にも相当ショックだったのに、今朝のいつも通りに振る舞っていた姿に安心してしまっていた。俺が悪かった。
彼女ほど繊細なのに、今まで辛い事にも向き合って傷付きやすいたちなのに、普通に振る舞われたら、わからなかった。
もっと私のことを知りたいと思ってよ、私の気持ちを想像してよ〜と怒鳴られた。
でも俺はそこまで感情的ではない。男だからか、格好付けなのか、そこまで情に流されない。
彼女はそこが気に食わないらしい。
ごめん、note.
俺の愚痴の吐口になってしまった。