ショートショート朗読配信の振り返りEpisode.
ショートショート異空間333歩(みみさんぽ)
2021年9月13日からスタートし、2022年3月7日の6ヵ月間で20回の朗読配信ができました。
作家数:23人
朗読共演者:6人
ご理解、ご協力、寄付、応援など誠にありがとうございました。
今回、振り返りを思いつくまま文章にします。
1.事前に準備して良かったこと
これはもう「SS作家さん よろしくお願いいたします」タイトルで始まるnote記事を用意したことです。お手本となる動画配信者がいなかったので、全部自分で考えなければならない。これは大変なようで意外と喜々として作れました。わたしはプレッシャーに弱く、その中でも「できて当然」という状況が苦手です。年齢や社会経験、いや、鬱病療養中に《回復するとすぐ就職し(医療関係)、すぐ辞職する》を繰り返した影響かな。
具体的な事例を紹介しますと「ナレーションの勉強してるなら『司会』できるよね。やって!」というシチュエーションが大変苦痛でした。司会進行の能力は別物です。余程の準備期間がある時にだけ引き受けております。
だいぶ脱線しました。
「できそうにない」「できなくて当然」なことにチャレンジするのが得意です。ひねくれてますね。だってプレッシャーを感じないんですも~ん♪♪
さて、これまで数か月かけて1作品仕上げることはしてきました。
これが週一配信を目指すとなると作家様との交渉もスムーズに進めたい。
ご挨拶、作品への思い、そして「こちらの記事をお読みください」と示せる事はかなり気持ちが楽です。
ポリシーを明記することで予測できるトラブルの回避もできますしね。
2.やってみたから気づいた驚き
其の一:画像探し
凝り性だとは分かってましたが、自分でも引くレベルです。妥協できなくて、求めるフリー画像をいつまでも探し続けます。朗読練習時間より長いこともあります。アートな写真やイラストが好き過ぎて、愛した写真を活かすために読みを変えた事もあります。
其の二:お金以外の報酬
宅録ナレーションの出品や営業を後回しにして、チャンネル新設を優先しました。前述のプレッシャーにも通じます。
「朗読の定期配信によって自分の知名度をあげる」ことから考えはじめ、「今、創作活動してる方々の作品を朗読という手段で広められる。応援できる」ことに意義を感じて続けてます。
チャンネル登録者数が10~30数人止まりでしたので当然収益は望めず、趣味どころか道楽です。辛いところですが「作家さんを喜ばす!」が第一フェーズと決めていたので心穏やかに過ごしてます。
さて、ここに暗雲が立ち込めたのが2022年1月でした。いつまでも宅録ナレーションを始められないことから2月の配信を休むことに決めました。その判断は良いことでしたが…
【混乱】
・配信予定を前倒し→1月休まず毎週配信。
・2022年の1月は月曜が5回…
・音量・音圧が目まぐるしく変わる作品の音に納得できず、年末年始返上でエンジニアさんに整音を教わる。
・「第1回文豪たこ杯140字小説コンテスト」 (受賞者4名)初回なので効果音制作依頼や主催者との調整で、1週分のために6人と交渉。
・作家様に声の出演(共演)をご提案
月単位での単純計算はできないのですが、大変濃厚な月でした。できない事が明確になり勉強ができたのは良かったです。
でも心にぽっかり穴が開きました。この虚しさは何だろうと掘り下げて気づいたこと。
わたしはこれらをすることに報酬(喜び)を感じていたようです。できなくて消耗しました。こんな自分知らなかったー!!!
余裕がなきゃ得られないんだ。。。
3.今後のやり方
~画像は3パターンに固定~
字幕入り朗読配信と相性の良いフリー画像配信元を見出せました。ご紹介します。
①みんちりえ (当記事のBarのイラストも)
写真とイラストの中間にある筆致。日中・夜、照明ON・OFF、カーテン開・閉などバージョン違いも豊富です。
②BEIZ
高品質で様々なテクスチャの画像が豊富にあります。
③フレームイラスト依頼中
不可解でシニカル、それでいてゆるふわな世界を描くイラストレーターさんに出会えました。4月中旬以降の朗読に登場します。
~交渉人数が7人以内になるようセーブ~
1月は12人でした(作家9・音楽家1・エンジニア1・朗読家1)。
今後は交渉人数をセーブするために、朗読配信をお休みする週も作ります。
「誰もあなたに期待してない」
「あなたが好きでやってきたことでしょ」
という声が聞こえてきそうですが、このように自分なりにまとめました。
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
ご意見ご感想お待ちしております。
aiueon2011@gmail.com
twitterアカウント @tsubuyakiaiueon
ショートショート異空間333歩
案内人 吉史あん
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