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衣装をリメイクして台本カバーに!

さかのぼること2024年1月9日、素性を隠してリメイク依頼をしました。もしかしたら薄々勘づかれていたかもしれません…(当日の会場でMさんにはお伝えしました)。最初から最後まで担当してくださったNさん、驚かせてスミマセン!

中古で購入し、6年前の夏のイベントで着用。布地もデザインも素敵だけど、二の腕をあらわにするのはタメラワレルお年頃。近所の古着屋にもっていくか…名残惜しいの~と手放せずにいました。ふと、もしかしたら台本カバーに「生まれ変わる」のではないかと期待し、相談させて頂きました。

2018年7月撮影/場所:さいたま文学館
リメイク依頼前の着用した状態

状態が非常に良いので「もったいない!」
後ろ

↑ 上記のサービスです。
ブックカバーの前例があるのも心強かった♪

朗読の台本カバーは、色画用紙で対応することも多いです(先に掲載した2018年7月の写真も色画用紙です)。ただ、衣装同様、手元の演出を考えるのも楽しいんですよね。
台本カバーとして帰ってきた元衣装(柔らかい)は、本番に耐えられなければなりません(台本自体に固さや厚みがあれば不要かも)。
そのための工夫をご紹介します。
以下、思い出の衣裳を台本カバーにしたい方の参考になりましたら幸いです。

※台本カバーにリボンは不要でした。
こちらが頼んでおきながら申し訳ありません。
本番ピラピラしないようマスキングテープで固定しました。

A4クリアファイルと厚紙は100円ショップで購入。
厚紙2枚をどのテープで貼るか悩みました。
茶色ではいかにもだし…
結局、自宅にあった透明幅広テープで固定
強度OK、美しく仕上がりました。
コロナの自粛期間中に老眼が進行
夜公演かつ本来ステージじゃない場所
途中で文字を探すことがないよう、
台本はB4サイズ(257mm×364mm)に拡大印刷!
このように生まれ変わりました!
閉じた状態

伝わりましたでしょうか(^_^)
実はここまで補強してもフニャフニャします。洋服だった頃のプライドが相当高いようで、持ち主に歯向かってきます!そこはもう練習で使い倒し、持つ・支える・握るのいい塩梅を探して仲良くなりました。笑

終演後①
左端のトルソーに飾られたシャツは
『焦げ跡』彼方ひらく(作)に登場する
アイロン焦げ跡を再現したもの
終演後②
ウエディングドレスは
『父のサムシングブルー』寿すばる(作)
作中に登場するものを作家様自ら再現
※リンク先の記事も是非ご覧ください

台本カバーを使用しての朗読中の様子(11:07~)。
2024年3月11日「abn STATION」放映
特集 「衣料品で"思い出の再生" 東日本大震災13年 被災地の今」
全体で12分。
最初から通して見て頂けますと、福島県双葉町の現在が分かります。

あれもこれも詰め込み過ぎました。
最後までお読みくださり誠にありがとうございます!

※今回のリメイクは、自主的に本名で依頼したものです。その点は誤解なきよう繰り返しお伝えさせてくださいね。

次の出番が楽しみです♪
【補足】
洗うのも楽しみ!だって補強材を抜いて、おしゃれ着洗い用の洗剤で大丈夫ですもんね(*´з`)


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