いらない薬
22時過ぎに成田着のフライトは安いけどキツいなあ。
ちょうど仕事もたてこんでいたので、あれもこれも書きたいと思いながら数日経ってしまった。
この記事でも書いたが、父の病院には行けない。
とても丁寧にケアしてくれてこまかなことでも連絡をくれるので、安心して任せておける。今日明日危ないという話ではないので、どうしても会いたいという気持ちもないし。
そんなわけで帰省中のタスクは母を病院につれていくこと。
1件は内科、もう1件は泌尿器科。今回はこちらの物忘れ外来も。
帰省初日に物忘れ外来に行き、その結果を翌日長年夫婦でお世話になっている内科に伝えに行く。
母はこれといって疾患はないのである。
内科でもらっている薬も便秘薬と頻尿対策の薬。
便秘薬は習慣的に飲んでいるもので、頻尿対策の薬は今回から止めてもらった。
次の日に行った泌尿器科では受け付けて事情を話し、今回は診察室に入れてもらったわけだが、検尿は毎回問題ないし超音波でみても残尿もなく、要は「気持ちの問題」。
先生はハッキリ「不安神経症です」とおっしゃるし、軽度認知障害という診察結果を伝えても、ええ知ってます、という反応だった。だよね。
それでも本人が残尿感を訴えて頻回にトイレに行くので、毒にならない漢方薬とデパスが処方されていた。
結局、どの薬もいらないのである。
強いていうならデパスのみ。
でも本人が「薬を飲まないともっと悪くなる」と思いこんでいるので、切らすわけにもいかず。
一人で病院にも行けないので帰省してついていくしかない。
通い慣れた病院なので一人で行くには行けるんだろうけど、診察室で聞いた話を家に帰るまで覚えていられないんだからどうしようもない。
いらない薬のためになんで時間をお金を使って行かなきゃいけないのか、ほんとやるせない。
いっそのこと薬を飲むことをきれいさっぱり忘れてくれたらいいのにな。
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