子どもは、親の成績表じゃない。
人間の力が及ばない
神秘な世界。
この世に「生」をうけるということ。
女は、母となり、
「神秘なる生」を担う。
十月十日、自分の中で、
新たな命を育み、
この世に送り出す。
自分の中で、育んだ命。
一時は、一体。
同化してしまう。
出産して、別々の個体と
なっても、一体感を
引きづってしまっていた。
子どもには、子どもの感情、
意志があると、わかっていても
なかなか、俯瞰できなかった。
子どもが成績がいいとか、
子どもが何かで表彰されたとか、
自分の手柄のように思うことが
多かった。
世間体の良い大学、
世間体の良い就職、
世間の物差しで、
子どもを図っていた。
邪な物差し。
まるで、子どもが
親の成績表かのように。
失礼な話です。
ここでもやはり、
感謝が足りなかった。
子どもと出会えた感謝に
思い至らなかった。
私を親として、
この世に生を受けた、
子どもたち。
大変なことも多かったでしょう。
有難う。
これからもよろしくです。