キャリアに漠然とした不安を抱える理由3つ
「将来のキャリアに漠然とした不安があって・・」
という人はとても多いです。
私のクライアントさんのサービスお申込み理由でも恐らく一番多いです。一方で、なぜ漠然とした不安を持つのか根本的な理由を考えたことはありますか?
根本的な理由が分からなければ、結局何をやっても対処療法になってしまいます。
今回はキャリアコーチ目線で、キャリアの漠然とした不安が生じる理由3つについて分析してみました!
① ビジョン、目標がない
まず一つ目の理由は「ビジョン、目標がない」ことです。
人は「こうなりたい、ここを目指したい」というものがない時不安になると、個人的には思います。
逆にどんなに苦難が多い時でも、ビジョンと目標が明確であり、そこに向かって進んでいる実感があれば、不安は減ります。
私の場合、会社員時代は正社員で年収も高かったです。でもこの先20年後自分がどうなりたいのか?果たして今の先になりたい将来があるのか?がわからなかったので、漠然とした不安に苛まれていました。
一般的に見たら不安要素は高くないキャリアなのに、すごく不安でした。
一方で独立してからは、収入や属性的には一般的に「不安定」と言われると思います。でも不思議と自分の中での漠然とした不安がほぼないんです。
それは、自分が60歳、70歳になった時になりたい姿(ビジョン)が明確になり、それに向かって進んでいるからだと思います。
つまりはキャリアの漠然とした不安は、経済的安定性だけでなく、ビジョンや目標の欠如によって生じるのではないかということ。
もちろん、経済的に不安定だと将来に不安になります。一方で収入や雇用形態が安定していても、漠然とした不安を抱えている人が沢山いる事実があります。
そういう場合、将来どうなっていたいのかというビジョンと目標がないということが、大きな理由になっているのではないでしょうか。
② 他人任せマインドになっている
キャリアに漠然とした不安を抱えている人は、どこか他人任せマインドになっていることが多いと思います。
もちろん、人は一人では生きられないので、誰しも色んな部分で他者に頼って生きています。
会社に勤めてお給料をもらうことも、会社というプラットフォームに頼っていますよね。
しかし、そのプラットフォームを利用するか依存するかで大きな違いが出ます。
キャリアに漠然とした不安を抱える人は、会社というプラットフォームを利用せず依存しているのです。
だから、「将来この会社がダメになっちゃったらどうしよう・・」など漠然とした不安が湧いてくるのです。
一方で、プラットフォームに依存せず、利用している(悪い意味ではなく)人は、「万が一今の会社がダメになったら○○しよう」など、他の現実的な選択肢を持っているはず。
そういう人は、将来に漠然とした不安が少ない=キャリアを他人任せにしていないのだと思います。
経営者でも、親にもらった会社を継がされて「もしダメになったらどうしよう・・ガクブル・・」みたいな感じであれば、他人任せマインドですよね。
つまりは、精神的に「他人に依存しない」マインドを持っていない人は、将来への漠然とした不安を抱えてしまうことが多いのだと思います。
③ 行動しない癖がついている
3つ目の理由はズバリ行動しない癖がついているです。
これドキッとした人もいるのでは?
私自身も本来は慎重で、かなり考えてからでないと動けないタイプ。でも考えてばっかりで行動に移していない時は、不安がどんどん大きくなると経験上思います。
行動する前にある程度考えることは大切です。一方で考えているだけでは現状は何も変わりません。
100%準備が整ってなくても、見切り発車でも行動してみた方が、意外と不安は減っていきます。
私も会社辞めて独立したいけど自信がなくて1年位グルグル悩んでいました。でも腹を括って準備は整ってないけど行動してみました。
実際にやってみて上手く行かないことの方が多いです。でも「この生き方でいいのかな・・」と不安のと共に生きていた頃よりは全然いい。
行動する中で見えてくる景色は沢山あります。トライ&エラーでいいので、とにかく行動していく。それが漠然とした不安を減らしてくれると思います。
行動しない癖がついちゃってる人は、ある程度考えたら行動してみるという習慣をつけてみることがおすすめ。
まとめ
今回は「キャリアに漠然した不安を抱える理由3つ」というタイトルで書きました。漠然とした不安の背景には下記の様な理由があることが多いです。
「将来が不透明・・」、「キャリアに漠然と不安がある・・」という人は、自分が上記3つに当てはまらないか、向き合ってみてはいかがでしょうか?
それではまた次回♡
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