会社員辞めて1年経って人生の幸福度が上がった理由を分析してみた
会社員を辞めて、キャリアコーチとして独立して1年が経過しました!
私の場合考えた期間は長かったものの、最後はほぼ勢いで辞めたので、最初は不安ばっかりでした。
でも、脱サラ個人事業主1年目なんとかサバイバルしました(TRFのサバイバルダンスが頭の中に流れる笑)!!
「実際会社員やめてどうなの?」
「ぶっちゃけ後悔してる?」
など、みなさん気になる事があると思うので、今の気持ちを書いてみました。
少しだけお付き合いいただけると嬉しいです!
会社員辞めてから人生の幸福度が上がった
結論から言うと、1年前に会社員をやっていた時よりも「幸せだな~」と思える時間が長くなりました。
もちろん独立1年目は売り上げは少ないので、収入は激減ですし、常にお金の不安はつきまといます。
会社員と違って毎月最低限もらえるお給料はないですし、自分が何もしなければ収入はゼロ。
それでも、会社員の頃と比べると「幸せ」だと感じる時間が圧倒的に多い。
トータルに見た時、会社員だった時よりも「人生の幸福度」が確実に上がっている・・・
それはなぜだろう?理由を分析してみました。
理由 ① 時間の自由度が断然高くなった
まずはやはり時間ですね~私が思うに会社員の一番のデメリットは「時間を自由に使えない」ことだと思います。
というのも、会社に雇用されている以上最低8時間は拘束されるので、その8時間はどうしても自分のものにはできない。
8×365で年間2,920時間は会社に提供する、その代わりにお給料は保証されるという仕組みですね。この「自分の時間を会社に提供している」という事実、会社員の時は気づいていなかったりします。
自営業の良い点は、「時間は全部自分のもの」ということ。
基本は誰かに切り売りする時間がないので、人生の時間は全部自分の裁量で使えます。今日は午前中だけ仕事、今日は夜だけ仕事とかも全然あり。休もうと思えばいつでも休めます(業務委託とかだとまた違うと思うので要注意ですが)。
「上司になんて思われるかな・・」とかビクビクしながら有給申請をする必要もないし、役所系の面倒な手続きや病院なども空いてる平日にいつでもいけます(これサイコー)。
こうやって聞くと「最高じゃん!」って思うかもしれません。
はい。最高です。しかし、完璧な自由には責任がつきまといます。人生の時間全部自由です。でもそう思って毎日ボーっとしてたら生活できません・・
なので、自由と引き換えの「高い責任感」と「コントロール能力」が必要だとひしひしと感じます。
※ちなみに私が会社辞めてまず最初にやった事は、独立1-2年後の平均稼働時間と収入、それに基づいたサービス単価の計算です。
理由 ② 嫌なことは極力やらなくてよくなった
2つ目の理由は、嫌なことは極力やらなくてよくなったことかな。というかそのために会社員を辞める人も多いんじゃないかと思います。
会社員の時は仕事振られたら基本「NO」とは言えないですよね。雇用されている身で、この仕事はやりたい、これはやりたくない!と好き勝手と言っていたら、会社は別の人を雇うはず。
今は基本的に仕事を選べるので、自分のポリシーや価値観に合わないものは断ることができます。個人のスモールビジネスの場合、お客様も選べるし選んだ方が結果的に良いと思います。
会社員時代のやりたくないこと振られて「うわ~すっごいストレス・・」みたいなのがなくなったので、今はストレスフリーな働き方をしています♪
生産性ゼロかつ特に目的のない定例会議に「NO」と言えず、参加しなきゃいけない ・・なんてストレスもないですしね。
一方で「会社員辞めれば嫌なことは完全にやらなくて済むの?」と言われるとそれも「NO」だと思います。
個人で仕事をするという事は、マーケティング、営業、経理など自分でやらなくてはいけないので、それすらも嫌だという方は難しいです。
ただ、外注をすればどの業務も極力自分でやらなくて済みます。特に経理や事務。なので、「嫌なことをやる」のを最小限にはできます。
理由 ③ 人と比べなくなった
私の幸福度が上がったのって、自分を「他の人と比べなくなった」のも大きいな~と感じます。
私はリクルーターの仕事をしていたので、常に売り上げの数字で人と比較をされていました。社内でのヒエラルキーも売り上げによって決まっていたし、みんな一見フランクなようで、どこかお互いの身分ランクを測っているような雰囲気がありました。
でもどんなにがんばっても上はいるし、例え一番になったとしても、来期は一番じゃないかもしれない。そんな終わりのない不安がいつも心を埋め尽くしていました。
満たされない心を埋めるために、良い服や時計を買ってみたり。それで誰かに勝ったような「架空の満足」を手に入れようとしていました。今思えば。
「誰かに勝っても幸せにはなれない」
それに気が付いたのは、会社を辞めてからの様な気がします。
今ももちろん自分で決めた目的や目標がありますが、それは誰かと比べたり勝つためのものではなく、「自分が生きたい人生」を生きるためのもの。
「架空の満足」を追い続けて、色んなものを手にしても、結局人生の満足度は上がらないんじゃないかなと思います。
最後に
私は会社員を辞めて、色んなことから自由になり、人と比べなくなったことで、より長い時間「幸せ」を感じられるようになりました。
もちろん私の場合はそうであって、会社員を辞めれば必ず人生の幸福度が上がるわけではありません。
大切なのは、自分がどういういう状態であればハッピーなのかをよく理解して、極力我慢しなくていい生き方を選択できることだと思います。
個人的には、死ぬ時に「我慢の多い人生だったな」ではなく、「幸せな時間がほとんだだったな」と思いたい。
それは一見難しいようで難しくないと思うし、そういう人生が送れるかどうかもまた自分次第なのではと感じます!
それではまた次回♡
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