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セカンドキャリアは真横ではなく「斜め」を狙おう！

岩田 芳枝@長期ビジョンを大切にするキャリアコーチ

セカンドキャリアは真横ではなく斜めを狙った方がいい。

そう思います。

今までのセカンドキャリアと言えば、早期退職や定年後も今までやってきたことを嘱託などでやることが一般的でした。

でもこれからの時代セカンドキャリアといっても、下手したら60歳から90歳位までのの2-30年もあります。

それまでやってきたことだけを続けて、充実したキャリアを送るのは難しいのではないでしょうか？

今回は、「セカンドキャリアは真横ではなく”斜め”を狙おう！」というテーマで、私自身の体験も交えながら書いてみました。

これからの時代過去の延長線上に未来はない

今までのキャリアの概念は直線でした。

一方で、これからは違います、斜め上や下に枝分かれする直線型ではないキャリアが現実的。

なぜなら、過去の延長線に未来がある保証がないからです。

ここ20年を振り返っても、消えた会社や物たくさんありますよね。私は大学生の時アメリカに住んでいたのですが、当時は携帯電話＝NOKIAというメーカーでした (40前後の人なら知ってるはず）！

でもその後iPhoneが出てきて、NOKIAの携帯は一瞬で世界中からなくなりました。

後は東芝なんかも、消えたジャイアント企業の1つですよね。実は就活の時、わざわざ帰国して最終面接を受けたのにお見送りされたという苦い経験があります（笑）。

AIの発達により、会社だけでなく色んな仕事自体が20年後には消えている可能性もあります。

冒頭でも書きましたが、健康寿命が延びている今、セカンドキャリアといっても、ある程度稼ぎつつ自己実現したいという人がほとんどです。

しかし今の延長線上で同じことをずっとやろうと思っても、将来的な需要がある保証はありません。

斜めのキャリアで「仕事が楽しい」人生が実現

もし世の中に需要があれば、60歳以降も同じ仕事を続けるのも、もちろん良いと思います。

一方で、6-70年近く働くとなると、違うことをやってみるというのも「楽しむ」という視点では良いと思うんです。

ファーストキャリアでは、自分の生活や家族の為に働くことがほとんど。働き方も会社員の場合が多いと思います。

やりたいことをやるのが一番とわかりつつも、生活の為の仕事は自由に選べない場合が多いです（本来は仕事＝生活の為であるべきではないと思うのですが、難しいですよね・・）。

一方で、セカンドキャリアは人によって年齢は違うものの、そういう「しがらみ」からやっと解放されるフェーズ。

雇用されやすいからとか給与がいい等ではなく、単純に「やってみたい！」と思ったことを仕事にしてみてもいいのではないでしょうか。

また、セカンドキャリアだからこそ、色々トライ＆エラーでやってみるっているのもあり。

斜めのキャリアシフトで仕事＝楽しい！が実現すれば、充実したセカンドキャリアを送れる可能性が高いです。

斜めのセカンドキャリアはちょっと視点を変えた所にある

セカンドキャリアには「斜め」をおすすめしている私ですが、

「斜めって何？」

と思われますよね。

自分がまさにこの「斜めのセカンドキャリア」を実践中です（ちなみに私は前倒しで40歳からセカンドキャリアに移行してます）。

会社員時代は転職エージェントに勤めていたのですが、今はキャリアコーチングとヨガインストラクターの2本柱でキャリアを展開中です。

キャリアコーチンに関しては転職エージェントの延長線上と言えばそうなのですが、業界は異なりますし、仕事自体も仲介→カウンセリング・コーチングに大きく変わりました。

ヨガに関しては、転職エージェントとは全く違う分野。単純に趣味から仕事にしたパターンです（どうせ毎日やるなら仕事の方がいいと思い）。

こう考えると、斜めというのは今までの仕事から少しはみ出してみるのもありだし、趣味から探す（大きくはみ出す）のもありだと思います。

個人的には複数やるのであれば、関連性がある方が（コーチングとヨガ等）よいと感じています。理由は必要な知識やお客様が重複するから。

例えば、エンジニアとヨガの先生でも面白いと思いますが、分野が離れると必要な知識やネットワークが変わるので、その分労力（時間・資金）が増えます。

セカンドキャリアで斜めを狙うためには早めに準備を！

上記でセカンドキャリアで斜めを狙うには、やってきた仕事から若干ずらして考える、または全く別の視点から考える（趣味など）と書きました。

一方で、言うのは簡単なのですが、実際考えてやるとなると簡単ではありません。

今までの仕事から若干方向性を変える場合は、どう変えるのか？そのために必要な知識スキルは？ニーズはあるのか？などを分析するにはある程度時間がかかります。

分析後は計画して実行しなければいけないので、さらに時間がかかります。

なので、すくなくともセカンドキャリアを始める10年くらい前から準備を始めることがおすすすめ！

50歳なら遅くて40歳です。

「そんなに時間かかるの～？！！」

と驚かれる人もいるかもしれませんが、イメージしてみてください。50歳になって早期退職して、

「さぁ、今からやるぞ！」

と思っても、何から手を付けていいか分かんなくて途方に暮れるはず。

できるだけ若くて体力があるうちに、コツコツとセカンドキャリアの準備をすることが、斜めシフトで人生後半を楽しむ秘訣だと思います。

※ちなみに岩田は準備期間が面倒だったので（笑）一気に斜めに行ったタイプです。

まとめ

今回は、「セカンドキャリアは真横ではなく”斜め”を狙おう！」というタイトルで書きました。

 これからの時代、過去の延長線上に未来はないという理由から、セカンドキャリアには横スライドより斜めを狙うのがおすすめ。

また、斜めのキャリアシフトで仕事＝楽しい！が実現すれば、充実したセカンドキャリアを送れる可能性が高いのも理由の一つです（6-70年働くのであれば色々やってみた方が楽しいはず）。

そして、斜めのセカンドキャリアは今までのキャリアからちょっと視点を変えた所にあります。もちろん趣味からの移行もGood。

最後に、セカンドキャリアへの準備はなるべく早く始めましょうね！

それではまた次回♡

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