セカンドキャリアの準備は40代前半までに始めた方がいい理由3つ
セカンドキャリアの準備は40代前半までに始めるのが絶対におすすめです。
なぜなら、遅くとも44歳位までに準備を始めておけば60歳に間に合うから。
ネットで検索をすると「セカンドキャリアの準備は50代から」という記事を見ますが、個人的には遅すぎる!と思います。
実際、セカンドキャリアと言っても選択肢は複数あります。ボランティアのような無償の活動やアルバイトという選択も。
一方で、アルバイトやボランティアではなく、自分のスキルや経験を活かして60代以降も価値提供&収入を得たいという人の方が、実際は多いのではないでしょうか。
今回はそういう方に向けて、「セカンドキャリアの準備は40代前半までに始めた方がいい理由3つ」というタイトルで書きました。
60歳以降も働く前提だからセカンドキャリアの準備が必要
まずはそもそもなぜセカンドキャリアの準備が必要なのか?についてお話しします。
昔は日本人の寿命ももっと短かったので60歳過ぎたら余生をのんびり・・が当たり前でした。
でも今は全く違います。会社の定年はまだ60歳が主流ですが、実際に60歳で働くことを止める(止めれる)人はほぼいないと思います。
ここから更に40年位人生があるかもしれないのに、年金だけで余裕たっぷりの人なんてあんまりいません。
中には資産運用に成功して、40年位は働かなくても生活できるという人もいるとは思います。じゃあ、実際40年遊んで生きるかと言えばそれでは暇すぎて逆に病んじゃいそう。
つまり、資産があってもなくても、60代以降も働く(価値提供して対価をもらう)ことが前提の社会なのです。
だからこそ、全員セカンドキャリアの準備が必要なのだと考えます。
ここからは「セカンドキャリアの準備は40代前半までに始めた方がいい理由」を3つ挙げてお話しします。
① 自己理解やキャリアプラン作成にも時間がかかる
セカンドキャリアの準備をするといっても、「何から始めていいかわかんない・・」という人が多いのではないでしょうか。
セカンドキャリアに何をするかはいきなり思いつくものでもないですし、そもそも気軽に決められません。
自分の価値観、やりたいこと、できること、どんな人生を歩みたいか(キャリアプラン)がわかってないと、人生の後半戦部分で何をやるかなんて決められません。
まずは、自分を知ること、そして「どう生きたいか」のビジョンや目的、ゴールを明確にすることが大切。
それがセカンドキャリアの準備の一番最初の段階です。
この準備の準備段階をできれば30代でやっておくのがベター。そうすれば、40代以降は実践的な準備を始めることが可能です。
② 気力、体力のピークは40代前半まで
2つ目の理由は気力、体力がバランスよく高いのは40代前半位までだからです。
40代前半は人間としての経験値も高く、体力では2,30代に負けるものの、全体的なバランスはよい年齢。
一方で、周りを見ていても50代に近づくと、体の不調や変化が顕著に出始めます(生物なので当然なのですが)。
遅くとも44歳位までにセカンドキャリアの準備を始めれば、 もし50代で親や自分が病気になったりしても、休憩を挟みながらセカンドキャリアの準備が可能です。
③ 準備期間にセカンドキャリアを育てる必要がある
たまに「定年したら好きな仕事をしたい」や「定年後に資格とって仕事にしようかな」という声を聞きます。
もちろん晴れて定年し自由になって、やってみたかった仕事をセカンドキャリアとしてできるのは理想ですよね。
一方で現実はそんなに簡単ではありません。
というのも、3,40代から準備をしている人は、資格はとっくの昔にとって実践を10年以上積んでいます。
そういう人たちがいる中で、定年してから勉強したり資格をとって「仕事をください!」と言っても、チャンスはなかなか来ません。
準備なしで定年後にいきなりセカンドキャリアを謳歌するのは現実的にはとても難しいのです。
しかし、15年、20年かけて実践を積みながらセカンドキャリアを育てることは可能。
そのためには遅くとも、40代前半までには準備を始めて、時間をかけて育てていく長期戦がおすすめです。
最後に
セカンドキャリアという新しい概念が広まりつつあります。また、現在と将来の私たちを取り巻く状況を考えると、誰もがセカンドキャリアを考え、備える必要があります。
セカンドキャリアの準備は40代前半までに始めた方がいい理由3つとして、この記事では下記3点を挙げました。
「人生の後半戦のキャリアどうしよう・・」と迷っている人には、早め早めの準備をおすすめします!
それではまた次回♡
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