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会社員であることのメリットとデメリットについて考えてみた

「将来もずっと会社員を続けるべきなのかな?」

「いづれはフリーランスにも興味があるけど・・」

と考えている方いませんか?

コロナや経済低迷など不安要素が多い中、働き方が多様化し、会社員以外も将来的な選択肢として考えている人が増えています。

しかし現状は、多くの方が会社員として働くことを選んでいます。なぜなら、多くのメリットがあるからです。しかし、会社員であることはメリットと同じ位デメリットもあります。

今回は会社員として働くことを、メリット、デメリット両方の側面から分析をしてみました。

会社員であるメリット

メリット

① 給与が保証される

まずは一つ目、やはり会社員の最大のメリットは「給与が保証される」ことではないでしょうか。

正社員はよほどのことがない限り、日本の法律下では解雇できません。雇用されている限りは毎月お給料が支払われます。会社員でいれば、いきなり収入がなくなることはまずないというのが最大のメリットです。

② 厚生年金保険を会社が半分負担してくれる

次に厚生年金保険ですね。みなさんご存知だとは思いますが「労使折半」なので、会社が半分払ってくれています。

私は退職する時、国保の金額を調べて驚愕しました(とても毎月払える額じゃない・・)!社保任意継続があるので、退職する人は事前に必ず金額などを調べることをお勧めします。

年金に関しては、厚生年金に長く加入していた人と、国民年金の人ではもらえる年金の額も全然違います。一方で将来の受給年齢や額が不明確なので、何とも言えない部分もあります。

ただ、会社が半分負担してくれるのはとても大きなメリットと言えます。

③ 税金関係は会社が手続きしてくれる

3つ目のメリットは面倒な税金関係は全て会社がやってくれるということです。

毎年年末にいつの間にか年末調整が終わってますよね。副業などをしてなければ、面倒な確定申告をする必要はありません。これは事務的な面倒くささや費用面を考えると、大きなメリットかと思います。

④ 社会的信頼性が高い

4つ目の「社会的信用性が高い」は主に、ローンとクレジットカードの申請の際に発生するメリットです。

正社員として働いていて悪い履歴がなければ、クレジットカードの審査はまず通りますし、住宅ローンも無理のない額なら通ります。

これは会社員である大きなメリットです。一方で、クレジットカードは沢山はいらないし、そもそも家も車も買わない派!という人にはあんまり重要ではないです。

⑤ 資金、人材、物、ノウハウなどを会社が提供してくれる

5つ目のメリットは、会社が必要なリソースや必要な土台を全て用意してくれること。

世の中に価値を創出して利益を得るためには、ビジネスモデル自体だけでなく、資金、人など多くのリソースが必要です。それがすでに全て用意されているのが会社です。

自分で一から準備することなく、能力を活かして仕事ができる。それは大きなメリットだと思います。

⑥ たくさんの人と一緒に仕事ができる

会社に属していると、必然的に人と一緒に仕事をします。会社と言うコミュニティーに属することになるので、自然と人間関係が発生しますし、所属欲求も満たされます。

「人と一緒に仕事をしたい!」という人には、会社に属することは大きなメリットではないでしょうか。

会社員であるデメリット

デメリット

① 時間の自由がない

会社員である最大のデメリットは「時間の自由がない」ことです。雇用されている以上最低8時間は拘束されるので、8時間はどうしても自分のものにはできません。

8×365で年間2,920時間は会社に提供する、その代わりにお給料は保証されるという仕組みですね。「自分の時間を会社に切り売りしている」感覚を持っていない人は意外といるのではないでしょうか。

こちらの記事で詳しく書いています!

② 収入に限界がある

会社員の大きなメリットは収入が安定することなのですが、反対に収入に限界があるというデメリットがあります。

一般的には大手企業の上級管理職にならないと年収何千万円は難しく、そのポジションにたどり着ける人はごくわずか。

一方で、自分で事業をやる場合、収入に限界はありません(自分が欲しいと思う収入を目指せばいい)。

お金に関しての価値観は人それぞれですが、「収入を劇的に上げたい!」という人にとって会社員であることはデメリットなのです。

③ 人間関係の悩みから解放されない

会社員のメリットで「たくさんの人と一緒に仕事ができる」と書いたのですが、一方で面倒な人間関係からは一生逃げられないというデメリットもあります。

私自身も複数の会社で働いてきて、結局どこにいっても完璧な人間関係はないんだなと思いました。たまたま、いい上司や同僚に恵まれても、それは一時的なものです。

そもそも一人で仕事するのが好き、面倒な人間関係は大の苦手と言う人にとって、会社員であることはデメリットです。

④ 異動や転勤などが会社都合で発生する場合がある

自分が希望していなくても異動や転勤命令が出る可能性があるのは会社員のデメリット。

私は転職エージェント時代に、ジョブ型雇用の外資系企業を担当していたのですが、外資系でも営業は全国転勤がありました。例え外資系企業でも、会社員である以上、希望しない異動の可能性があるのはデメリットと言えます。

⑤ 雇用は永久保証ではない

会社員である一番大きなメリットで「給与が保証される」ことと書きましたが。これはあくまでも誰かに「雇用されている」ことが前提。

つまり、雇ってくれる会社がなくなった場合、給与を得る方法がなくなります。

会社員を長くやっていると、雇用されることが当たり前の感覚に陥りがちです。しかし、これからは機械化やAI化がさらに進み、人手不足から徐々に人が不要の時代にシフトすると想像できます。

これは60歳以上になった時に、多くの人が直面するであろうデメリットかと思います。なるべく早めに「会社に雇用されている」前提がなくなった時の為のリスクヘッジ(副業など)をしておくのが良いと思います。

働き方を選ぶ時「キャリア軸」を理解することが大切

今回は会社員である主なメリットとデメリットを見ていきました。将来的に会社員を続けるのか、会社員以外のキャリアを目指すのか決める上で、自分の「キャリアの軸」をしっかり理解することが大切です。

もしあなたが保証・安定や人間関係(コミュニティー)を重視する場合は、会社員としてのキャリアを考えた方がいいかもしれません。一方で雇用が一生保証されるわけではないので、予めリスクヘッジも必要。

反対に、安定よりも挑戦や創造、コミュニティーよりも独立・自律を重要と捉えている人の場合、会社員以外のキャリアを考えるのもよいでしょう。

自分のキャリア軸がどこにあるのかを分析・理解して、総合的に判断をすることが大切。

Career Coach Yoshieのサービスでは自己理解を(強み、好き、価値観)の3つに分けて行い、キャリア軸の明確化をしています!

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それではまた次回♡

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