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ニュージーランドにワーホリに行きました。

東京の大学生が4年生を休学して、2023年5月から1月末まで行ったNZでワーキングホリデーをサクッと時系列でまとめました。
(NZにいるときにちょこちょこ書いてたので文がNZにいるみたいな感じのところがありますが、気にせず。)

これからNZに行く人のために少しでも参考になれば幸いです。



2023年

2月(準備期間)


このころから本格準備を開始。多分だいぶおそめ。
ビザなども思ったよりサクサク進み、わからないことや学校の手続きなどはNZdaisukiさんに手伝ってもらいながら進めた。
情報収集はnote、ブログ、ツイッターなどあらゆる手でいろいろ調べた。



5月(オークランド到着)


13日にオークランドに到着。
ホームステイ先はkiwi家族で最高。ホストファムで苦労していた友達もたくさんいた。こればかりは運。
15日からNZLCという語学学校に通う。3か月。日本人は50%くらい。僕はあんまり気にしなかったけど。意外に、26,7,8才くらいが多い。同年代はすくないような印象がある。でも来たら年齢なんて関係なく仲良くなれる。
8:30~11:15分まで文法
12:00までランチ。作ったり買ったりまちまち。
12:00~1:30までスピーキングの授業。
ワーホリに行く人でいける人は一か月でいいから(2週間とかもいた)、語学学校に行くことをおすすめする。友達ができることはワーホリの大きな財産。
銀行とか保険とかのめんどそうな手続きも学校のいわれるがままやってれば気づいたらできてた。


6月(慣れ)

それなりに慣れてきて、友達との旅行にも行ったり何かと充実していた。最高の友人ができた。後のロードトリップ仲間。
学校が1時30分に終わるのでその後は、ジム(週13$くらい)に行って、図書館に行って5,6時くらいまでyoutube(ただよびのもりてつの100個くらいあるやつ)を使って勉強。この勉強のおかげである程度生きていける英語力はついたと思う。学校いかずに図書館に一日こもったりもしていた。(お勧めしない)

僕は中高文法を全部一からやった。海外にいるだけでモチベが上がります。日本にいるときに同じ質の勉強は間違いなくできなかった。しゃべるのはとっても大事だけど、僕はやっぱり文法が大事だと思う。文法さらっと頭に入れて、しゃべって、あ、昨日やったわ、みたいになると一発で覚えられる。勉強スピードが格段に上がるような感覚。
TED丸覚えとか、PODCASTを学校の行き帰りはきいたりもしていた。おすすめは、日本人がしゃべってる英語。ケビンズイングリッシュとか、HOMEGIRLなど。ネイティブ系は、What's the juice?とか、cut the camera with sturniolo triples(聞き取れないけどほんとおもろいyoutubeもおすすめ)など。

僕は結果的にぺらぺらになれたわけじゃないけど、何をやったらいいかわからない人とか、別にペラペラじゃなくていいんだけどみたいな人にはいいと思う。


7月(慣れ)

寒い。
普通にダウンとか着てた。でも東京の方が全然寒い。ヒートテックは一回もきてない。捨てた。
月末から2種類のバリスタクラスに入る。
学校で行われているやつと、知り合いつながりで教えてくれたやつ。結論は、学校のは行かずに後者だけでよかった。結局カフェで働くことはないんだけど、とてもいい経験になった。
カフェだけじゃなく、NZのこともたくさん教えてくれた。

知り合いから紹介されたのラテアート教室。↓ とてもとてもとっても良い。



8月(学校終了、ニート始まり)

さむい。
4日に学校を卒業。
7日にクイーンズタウンに行く。
オークランド時代から決めていた、1っか月限定のホームステイ(ご飯とかは出ないからflattingとも言える)。
2週間でクイーンズタウン周りの全部のカフェを回る(カフェ志望だったため。)スプシでカフェをまとめてた。

月末くらいに日本からの友達が来る。ワナカに一緒に行き、ここに住みたいと決める。(QTは観光地すぎた。)
クイーンズタウンで合計5つくらい受かったが全部断ってワナカに住むことを決意。(FB,Seekでも探した)
CVを褒められることがめちゃ多かったから、結構大事なのかも。canvaいじれてよかった。
使ったCVのテンプレート↓

https://www.canva.com/templates/EAFNZ6BEtAU-white-navy-modern-professional-marketing-executive-cv-resume/

(一気にCVを配りまくると、一気に返信が帰ってきて決め切るのが本当に大変。一番働きたいカフェからトライアルの返信きたけど、もう受かってるところあるしなあ、、、待ってもらえるかな、、?と思ったら、もう一個受かった、、、みたいなことが多発。とはいえ、一気に配らないと長引くので塩梅が難しいところ)

ニートだったので本当に暇。
でもこのニート期は、日本に帰ったら就活を控えている22歳、人生のことを浅はかながら考えちゃう22歳の僕には、NZ生活で一番大事だったといえるくらいいい期間だった。たくさんたくさん考えた。ニート期は病む人は病んじゃうと思う。


9月(ワナカ生活開始)

3日にはワナカに引っ越し。
ツイッターでワナカに住んでいた人に住んでいる場所を聞いて、同じホステルに住む。ここでホステル滞在の良さに気づく。たくさん世界中の友だちできるし、トイレの掃除も何にもしなくていい。2段ベットに抵抗ない人は、とてもおすすめ。

ここでカフェで働く熱が冷め(ワナカにはカフェすくない)、さらっと大きめのホテルのハウスキーピングの仕事をゲットする。ランチも出るし、ゆるっとしていて楽しかった。ワナカに行く人は紹介します!!大きいホテルだから給料系も安心。

歯医者に行く。
実は5月から痛かった歯が限界を迎え、歯医者に行く(アホすぎ)。
衝撃の人生初めて神経を抜く。トータル1700$。敗者。
でも1700$といわれ、ビビッて一回目で行かなくなったので、実質かかったお金は500$。歯は途中。神経ないから痛みもわかんない。恐怖。
これからワーホリに行く人は日本で歯医者だけはいった方がいい。本当に。


10月(こんなの思い描いてたNZじゃない生活)


怒涛の働き盛り生活。

夜のコリアンレストランの仕事を始め、
9時~4時ハウスキーピング,5時~10時でレストランという地獄の日々を一か月だけ送る。(一か月の給料は5000$くらい。うわお)

こんなのNZっぽくない!と思いながらもお金のために働いた。
秒で10月が過ぎる。
でもワナカは町も小さくて、トレッキングコースも近くにあって、とてもとてもいいところ。日本人は200人くらい住んでいるらしいが全然見かけない。(ちなみにNZに長く住んでいる日本人は「やっちゃえよ~~!!」みたいな人が多い(元気というか雑というかパワフルというか)そういう人が生き残るんだって感じる。)


11月(newカメラゲットと終わりが見え始める)


日本から親友が遊びにきてくれた。
キャンピングカーを借りてQTとチャーチらへんを11日ほどかけて周遊。最高だった。
11日間の休みもさらっと取らしてくれる職場は最高!
カフェとか働いてる人数少ないところだと取りずらいと感じる。特に日本人は。

日本で買っていたカメラなどを親友に持っていてもらう。
このカメラを買うために10月頑張って働いた。
(何か目標を持つことがワーホリを楽しむコツだと思う。お金でも、モノでも、友達でも、行きたい場所でも。自分で自分の機嫌は取らないといけないし、何も考えないと普通にお金使っちゃう。1っ食2000円前後だし。僕はカメラを買うのを目標に働いてたから10月頑張れた。)

この時期くらいからワーホリの終わりを意識し始める。
帰りの飛行機のこと、日本に帰った後のこと、やり残したことはないかなど。 ワーホリ期間で、日本に帰ったらやりたいことがたくさん出てきたからそれをやるために僕はとてもとても日本に帰りたかった(笑)


12月(11カ国目の国と最悪な誕生日)


12/10からニウエという国へ1週間ほどの旅。


世界で一番新しく認証された国らしいのと、NZからの飛行機しかないということで、行きたかった。
が、クイーンズタウンからの飛行機が飛ばず、週に2本しかないニウエ行きの飛行機は4日後に変わった。オークランドやチャーチから行ってる友達はすでにニウエに着いていて、置いてかれた状況。
人生初めてのキャンセルフライトを経験した。一度飛行機に乗ったものの動かず、降ろされたのだが、すぐ降りるのがポイント。キャンセルフライトになった人は覚えておくと良い。のろりのろり飛行機を降りると、宿や振り替えの飛行機のためカウンターに長蛇の列ができていた。そこから2時間並ぶ。カウンターで話ができたのは夜12時。
カウンターでは4泊分(Auc2泊、QT2泊)の四つ星ホテルを手配してくれ、朝食とディナーも出る。
予想していない豪華ホテル暮らしがスタート。でも1人で豪華なホテルに泊まっても面白くないことを知る。


1週間の予定が3泊になってしまったけどニウエは最高。島のみんなは優しいし、カフェも素敵、観光地としては他の国や島と比べて充実してない印象はあるが、そこがまたよかった。

ワナカに戻って初っ端から7連勤(24.25はホリデーペイがあり時給は37ドル)
疲れから注意力が散漫になり、猫アレルギーなのに猫を触りその手を洗わずにたまたまケバブを食べてしまう。ケバブなんて全然食べないのに、よりによってなぜ手で食うものを選んでしまったのか。

そして住んでいるホステルでぶっ倒れる。初めてアレルギーでの体の痺れや息がしにくい感じに対して、とてつもない不安と恐怖が襲ってきて、パニック状態になった。「海外でアレルギー→やばい→ここで倒れたらマジでやばい→え、海外で死ぬ?→パニックパニック」的な。アレルギーというより、パニックで死にかけた。気づいたら救急車に乗っていた。(いくら何でもやばすぎる笑)いちばん衝撃なのはその日は22歳の誕生日だったこと。倒れた日と翌日の記憶はほぼない。仕事先の日本人マネージャーにかろうじて電話していたぽい。



人生初のキャンセルフライトやら、救急車やら面白い年末でした。



1月(最終月〜収まらないトラブル〜)

小さなワナカでも年越しは花火が上がった。
が、例によって1,2日は時給37ドル。普通に働いた。

日本の時から知り合いの友達から旅のお誘いがくる。目的地はネルソン。友達とその友達2人で友達の車で行くらしいのでついていくことに。
4日後に出発とかだったが、死にかけ+年末年始で新しい気持ち?だったので、これは何かの運命的な、神のお告げ的なチャンスかもしれないと思い、行くことに。急遽住んでいた場所も解約、仕事も辞めさせてもらった。急に全てを終わらせて街を出るのは物理的にも精神的にもストレスがかかることだが、それができるのもワーホリのいいところ。


1/8
友達がワナカに来て出発の日。
気温は、朝夜寒くて、昼は半袖。めんどくさい。
7日まで働いていたのでバタバタでパッキングをし、大好きなネパール人の同僚の家に泊まった。心の底から大好きな外国人の友達ができたのは、4か月近く同じ場所で働いたのも大きな要因だと思う。4ヶ月も週5回会い続けていたら流石に仲良くなる。一年後ネパールで会う約束をして出発。

朝日を見るために、朝2:00に友達の友達と初めましてをして、朝3:30からワナカのすぐ横にあるロイズピークに上った。往復6時間ほど。日本に来る前から撮りたかった写真を撮った。初心者ながらにカメラを始めて2年ほど。シャッターを切るときに、なんとも言えない高揚感に包まれる時がある。今回のロイズピークもそうだった。
そのままトワイゼルに宿泊の予定だったため朝10くらいには出発。

が、道中(まじの道中すぎて次の町まで45分)なんと乗っていた友達の車が壊れた。エンジンランプが赤く光り、バンパーを開けてみると煙。冷却水のホースの留め具が外れていた。AA(保険)に電話をすると自力で45分先の町に行けとのこと。しょうがないので、ホースをはめてペットボトルの水を入れて再出発。しかしもちろんホースの留め具がないのですぐエンジンランプが光る。光ったら車を止め水を入れて出発、を2回ほど繰り返し、諦めた。町の車屋に電話してレッカー登場。
年末に死にかけて、運命かと思い参加したロードトリップはday1で中断。


翌日、友達は車を廃車にする決断。
足がなく、トワイゼルという田舎に放り出されるも、ポジティブな旅人たちは、ウクレレで路上ライブをしてみる。偶然通りかかった旅中の日本人に拾われる。
その方たちが送ってくれて、奇跡的にクイーンズタウンに戻れた。(感謝)

改めてレンタカーを借り、ネルソンへ向かう。
クイーンズタウン→ウェストポート→カラメア→ネルソン。

カラメアはとてもとてもお気に入りの場所の一つ。アクセスがめちゃくちゃ悪くて、ほんとに別の島にいるような感覚になる。また行きたい。

ネルソンに到着し、ポジティブ旅人2人と解散。今までで一番貧乏旅だったけど、とても愛おしい旅だった。


1/14
クライストチャーチに飛行機で飛ぶ。ジェイルアコモデーションに泊まる。都会を一人で楽しめるほどの気力はなく、ちろっと町を歩いて2泊して終わり。


1/16
transfarcarで車を借り、ダニーデンまで行く。こじんまりしていたけど教会が多くて素敵な町だった。


1/19 
フィジーでインターン中の友達と、オークランドから語学学校時代の友達とクイーンズタウンで合流。最後のロードトリップがスタート。

クイーンズタウン→ワナカ→Alpineラベンダー→Mt cook(大雨で歩かず)→テカポ→キャッスルヒル→グレイマウス→ファラリキビーチ→ゴールデンベイ→ネルソン→ペロラスブリッジ→ピクトン→ニュープリマス→ポウアカイサーキットリフレクション→bridalveil fall→ファンガヌイ(フェリー80ドルで諦め)→hotwaterbeach(微妙)→オークランド

19日~26日の8日間の弾丸ロードトリップだったが、十分楽しめた。ミルフォード、ロトルアタウポに言っても10日くらいで行けたかなと思う。一日4時間前後、多くても6時間の運転。ご参考に。

NZ出国へのカウントダウンと共に進んだロードトリップ。最後だからちょっと大変なところもついて来てもらった。何も言わずついてきてくれた旅人友達に感謝。


1/26,27,28
元ホームステイ先に泊まった。NZでやってよかったランキング1位はこの2日間の帰省(?)この話はまた別のnoteに。↓


1/28日
NZ出国。
ブリズベン・ゴールドコーストで1週間。韓国に3日間の旅をして帰国。




振り返ると、月に一回くらいは何かしらイベントがあった。楽しくて、大変で、悩んで、答えを探し続けた充実したワーホリ生活だったなと感心。




まとめ。


やり残したことはたくさんある。
やりたいことはいくら消化してもいくらでも思いつくというのが、大きな学びの一つ。また戻ってこよう。

ホストファミリーに恵まれたことも、学校で出会った方々も、ラテアートができるようになったことも、心が動いた場所に住んだことも、神経を抜いたことも、NZまで会いに来てくれる友達がいることに気が付けたのも全部財産。

そしてあの8月のニート期間は僕にとって、とても大きかった。4年生を休学するのはなにかと不便だと思うが、その時期に海外に行くのはその時期にしか感じられないものがある。

ワーホリという小さいのか大きいのかわからないその一歩は、確実に僕の足腰を強くしてくれた。
このnoteが、不安と期待の入り混じった感情を持っているあなたの役に立ちますように。


なんか相談があればinstaでもTwitterでもDMしてください~!


番外編
良かったところの写真まとめ


オークランド周辺
オークランド周辺②
ミルフォードサウンドとMt.cook
ニウエ
ロイズピークと路上ライブ
キャッスルヒル 、 ファラリキビーチ
ポウアカイ 、 ブライダルベールフォール
テカポとワナカ
職場の賄い

終わり!

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