中欧ヨーロッパ旅行 PartⅢ おとぎの国チェスキークルムロフ
プラハ市街のホテルで一泊し次に向かったのはブドヴァイゼル・ブドヴァルビール工場。はじめはアメリカ合衆国のバドワイザーがなぜチェコにあるのかともやもやしていましたが、昔この地域の人がアメリカに移住してバドワイザーをつくったということ(驚き)。
ブドヴァイゼルは英語表記で“Budweiser”、つまりアメリカ合衆国のビール「バドワイザー」と一緒なのです。移民された方が特許を合衆国で先に取得したので現在の状態になっているそうです。「本当はここが本家のバドワイザーなのよ!」と説明の女性が力説していたのが納得です。濾過前の本家のビールを飲ませていただきました。「美味しい~」(笑顔)。
併設しているレストランでさらにビールをいただきチェコで最も美しい街並みとされているチェスキークルムロフに向かう。外は生憎の天気で大雨洪水警報出ているらしい。昨年の5月もクロアチア他バルカン半島の旅行も5/6日が雨だったので、私は嵐を呼ぶ男なのかと思ってしまう(涙)。
チェスキークルムロフに着くと街が川に囲まれ小さな橋しかなく、駐車場からホテルまで1㎞ぐらい歩くことに。大雨なので写真もそこそこ必死にホテルを目指す(汗)。(スーツケースは小型車でホテルの人が運んでくれます)ただ、天気が良ければお城やおとぎの国のような街並みを観ながらロマンティックな雰囲気になれること間違いない。
ホテルで少し休憩をして大雨の中観光することになるが、靴も濡れて少しやる気を失いながらも、二度と来れない場所だと自分の妻に言い聞かせて頑張って観光を続ける。お城から眺める街並みは、雨の中でも来て良かったと思える絶景でした。ビューポイントは、お城を繋ぐ外廊下みたいなものがあり、そこを進むと小窓がある塀の奥にある展望バルコニーです。
なんとか根性でホテルに戻り夕食の計画。ツアーに夕食がついていないので自分たちで食べに行かなければなりません。ロマンティックな街並みを散策しながらレストランを探せばいいのですが、大雨の中そうはいかず。そこで、妻も行きたいと言っていたるるぶに載っている『クルチマ・シャトラヴァ』へ。グーグルで調べてもホテルから2分なので思い切ってそこへ行くことに。
夕方6時に行ったら予約で一杯…。でも7時までなら大丈夫だということで「ラッキー」と思わず叫んでしまったほど嬉しかった。外は大雨。その後予約のないお客さんが何組も来て、なんて私たちは幸運なのかと安堵して食事とワインを楽しみました。洞窟のようなお店に大きなレンガ造りのグリルで焼くマスやお肉など癖もなく美味しかったのとワインを2杯飲んでも一人2500円ぐらいで物価高のヨーロッパではリーズナブルなお店だと。予約するか早めに行くことをお勧めします。
レストランの食事に大満足しながらホテルに帰るとオイルヒーターで部屋は暖められ生き返った気持ちに。ホテルはホテルルーゼと言って、中世の雰囲気が漂う落ち着きのある建物です。部屋も屋根裏風な感じで窓からの景色が最高です。明日への力が何とか湧いてきました。(笑)
次回はウィーンの旅の紹介です!
お楽しみに!
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