誰も教えてくれない建設現場の事故対策 |事故防止は指示よりイメージが効果的!
~事故防止は指示よりイメージが効果的!~
今回は、事故防止のために現場で働く人たちにズシーンと心に響く伝え方を紹介します^^
さて、あなたは、人から「ああしない!こうしなさい!」とういう指示をされて、何を指示されたのか覚えているでしょうか?
聞いた瞬間に忘れている人もいるかもしれません。(笑)
言われた言葉はすぐに忘れてしまうけれど、映画みたいに心に残る映像シーンは覚えていませんか。それもセリフまで覚えていることがあります。
イメージって印象に残りますよね!
言葉でも、伝えた言葉からイメージが浮かべば印象に残ります。
だとすれば、あなたは朝礼で、どう伝えていけば良いでしょうか?
「高所作業だから、安全帯をしなさい!」でしょか。
それとも「もし安全帯をしないで高所から落ちたらどうなる?」でしょうか。
そうですね!
後者の方が、イメージが浮かんできますね!
自分が10mの高所から下のコンクリートの床に落ちて、
頭を打ち血だらけになって倒れている自分が浮かんできます。
経験が少ない人はイメージできないかもしれないので、
動画などで、その生々しい映像を教えてあげてください。
他にも、バックホーのそばで仕事をするとき、
「もし、周囲の確認をしなかったら、どうなる?」
バックホーのバケットに頭をぶつけて頭蓋骨骨折、救急車で運ばれていく自分が浮かんできます。
あなたの実体験や災害事例などを上手く使ってちょっと大げさに伝えてあげるともっと効果でます。
今回の安全のポイントは、働く人たちに事故の怖いイメージが浮かぶように
「もし、〇〇しないと、どうなる?」を問いかけることです。
今回は、少し怖い安全の話になりましたが、
事故を防止するために、インパクト(刺激)のある問い掛けをしていきましょう!
次回に続けます。お楽しみに!
拙著「部下が変わる本当の叱り方」明日香出版社
P244『部下に意識を定着させて本気にさせる』を参照してください。
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