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見えない危険が見えるために!その2 ~絶えず危険について問い掛けしていますか~
前回は、「見えない危険が見えるために!人は関心のあることしか見えない!」をお伝えしました。
セブンイレブンの看板の最後の文字が小文字の「n」になっているのをお気づきになりましたか。
(まだの方は、是非確認してみてください!
関心を持つことが大事ですよ)
繰り返しになりますが、見えない危険が見えるようになるためには、
危険に関心を持ってもらうことがとても大切です。
危険に関心を持ってもらうためには、
あなたが働く人達の危険に関心を持って、
「今日の危険は何?」と問い続けることが大事です。
(なんか面倒くさそうだな・・・)
働く人達が危険に無関心でいいですか?
事故を無くしたいと思いませんか?
人は考えて行動しろと言いますが、
人はなかなか考えろと言われても考えられものではありません。
あなたも「危険について考えろ!」と言われても、
モンモンするだけでイメージが浮かばないのではないでしょうか。
人は「あなたの危険は何か?」と質問されて考え出します。
人間の脳は、質問されると、その答えを探しに行きます。
そして、これを何度も言い続けると、
言われなくても自然と考えられるような習慣になります。
これかが大事なんです。
今流行の映画「鬼滅の刃」ではありませんが、
「鬼の悲しみには何か?」のように
「あなたの危険は何か?」と聞けるようにしましょう!
KY(危険予知)活動でも職長や職員から一方的な注意だけで終わらせるのではなく、
働く人達本人が「自分にとって何が危険なのか」を考えられる機会がとても重要です。
そのために「今日の仕事であなたの危険は何ですか?」の質問をしてあげましょう!
それを続けるためには、あなたの事故を起こさないという熱意しかありません。
もう一つ、現場での声掛けも事故防止に効果を発揮します。
現場で働く人たちに「〇〇さん」名前を呼ばんで
「お疲れ様!」とねぎらいを伝えると、
彼ら彼女らには「今の自分は大丈夫だろうか」という自分を振り返る問い掛けになるからです。
だから、何も言わないのに何か不安全な行動をしていれば、自分で直します。
例えば、名前を呼んだだけで無理な姿勢をやめたり、安全帯をしたり、片付けをします。
そんな覚えはありませんか。
逆に「おい、何やっているんだ!」と言ってしまうと、
確かにその場では直すかもしれませんが、
言われないとやらないタイプの人になってしまいます。
この辺が声掛けのポイントです。
誰も自分に関心を示してくれない監督さんの話を聞きたくはありません。
心の底から本人の安全を願い声掛けすることが大事です。
では、今回の質問です。
『働く人たちに、どんな声掛けをしていますか?』
是非、チャレンジしてみてください!!
次回に続きます。お楽しみに!(^o^)!
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