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中欧ヨーロッパ旅行 part5 やっぱりすごかったドナウの真珠 ブタペスト編

忘れられない街となったウィーンを後にスロバキアのブラチスラバへ。国境のドナウ川を越えバスで1時間15分ぐらいのところだ。こぢんまりとした落ち着いた街で、所々に面白いオブジェクトがあり楽しませてくれる。

誰かが下から眺めてる!?


ブラチスラバのミートボール


近くのレストランで名物料理らしいミートボールを食べる。個人的には香辛料が合わなかった。街を散策して、ブラチスラバ城の展望台からオーストリアとの国境となっているドナウ川を眺めると、昔は共産主義と資本主義の国境だったのでここも色々な出来事があったところなのかと感慨深い。

ブラチスラバ城


ドナウ川を挟み対岸はオーストリア


そんな思いで国境を越えハンガリーのブタペストへ向かう(バスで3時間の旅)。雨が少し小降りになり、今夜のドナウ川クルーズに期待を寄せる(お願い晴れて!)。ブタペストのホテルに着き一休みして、夕食に出かける。グヤージュという牛肉と野菜を煮込んだスープにパンを少しつけて食べる。これは美味しい。赤ワインにも合う(笑顔)。

肉と野菜を煮込んだグヤージュ

レストランを出ると「あっ、雨が止んでいる!」
期待を膨らませながら船着き場に、日暮れが遅いヨーロッパだが夜8時を過ぎるとすっかり暗くなりクルーズを楽しむことに。話半分かなと思っていたが、これはすごい、きれい、感動…。すべてがライトアップされ宝石のようだ。

まずは左手(ペスト側)に国会議事堂が見えてくる。目を見張るような美しさ。やっと心から来て良かったと思える気持ちに(笑)。

ライトアップされた国会議事堂

今度は右手(ブタ側)に王宮の丘が見えてくる。こちらもきれいだ。さらに船が進むと映画やドラマでよくつかわれるくさり橋をぐぐる。ペスト側の街並みもきれいだ。ちなみにブタペストはドウナ川をはさんで西側がブタ地区、東側がペスト地区となっている。

王宮の丘(ちょっとぴんぼけでごめんなさい)


くさり橋とペスト側の街並み


ツアーの仲間も興奮気味に「来て良かった!」と何回も叫んでいた。今まで雨ばかりだったので、私も大きく頷いて同じように「来て良かったですね!」と叫んでしまった。いい夜が過ごせて本当に良かったと眠りにつく。

みんな感動したライトアップされた夜景

観光最後の日は晴れると思ったが、嵐を呼ぶ男(著者)は今日も雨を降らしてしまった(涙)。雨が降ったりやんだりの中、ペスト地区にある英雄広場を観て、ブタ地区の王宮やマーチャーシュ教会を観て回った。この辺からドナウ川越し見るペスト側の街並みを素晴らしい。観光客で一杯なので記念撮影も順番待ちになっていた。

王宮の丘からくさり橋・ドナウ川・ペスト地区


マーチャーシュ教会


ブダ地区の観光を終え、バスで移動しペスト地区の観光へ。聖イシュトヴァーン大聖堂から歴史を感じる街並みを観て一旦解散となる。

聖イシュトヴァーン大聖堂

午後は自由時間となったのでヴァーツィ通りを南に歩いて15分ぐらいの中央市場へ行ってみる。ここはハンガリー中の食材や民芸品がそろっていて見るだけでも楽しくなってくる。

わくわくしてくる中央市場


中でも添乗員さん(日本人の方ですが実はベルリン生まれ育ち高校はブタペストだったそうです。だから詳しい)おススメのハチミツ、900gで1250円。日本ならこの5倍はすると思う。円安と物価高のEUの中でもお勧めのお土産だと思う。

D16にあるお勧めのお土産さん

ちょっと気分がよくなりヴァーツィ通り沿いのレストランで昼食をとろうと良さげなお店に入るが、わかりにくいメニューだったので結局ピザとパスタとを頼んでしまった。ブタペストに来てイタリアンかよと後悔している。食べきれないボリュームなのでその辺も気を付けて。

満腹状態でヴァーツィ通りを戻りながら散策していると地下鉄の駅がお洒落なのにびっくり。ちなみにブタペストの地下鉄は世界で二番目に古いらしい。

地下鉄の入り口


お洒落な地下鉄

さらにペスト地区の街並みとくさり橋を観てハンガリーブタペストの旅が終わっていく。
雨で大変だったけど、終わってしまったなと、少し後ろ髪を引かれる思いで空港へ。

宝石のようなライトアップされた国会議事堂

チェックインで並んでいると日本人らしき人が後ろにいたので「観光ですか?」と声を掛けると「仕事なんです。ブタペストからドイツのミュンヘンに列車で移動しようと思ったのですが大雨で止まってしまって飛行機を乗り継いでミュウヘンに行きます」とのこと。

今回の大雨で大変な旅行となってしまったが、考えてみれば予定していた観光はすべてできたし、ある意味幸運だったのかもしれないと笑顔になる。次はどこへ行こうかな?
最後に中欧ヨーロッパ1~5までの旅行記を読んでいただきありがとうございました。
読者のみなさんにお役に立てれば嬉しいです。


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