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電柵の支柱立てが劇的スピードアップ

電柵張りを頑張っている。

電柵張りは特に難しいものではないのだけれど、10mおきにポールを深さ50cmくらいまで埋めないといけないのがけっこう大変なのだ。

これくらい深いとポールを直接埋めようと思ってもうまくいかない。
なので、まずは鉄の棒をハンマーで叩いて、目標の深さまで穴を開けてから進めるようにしている。

穴を開ける事自体は、両手持ちの巨大なハンマーで叩けば、大変ではあるけどなんとかなる。
問題は穴を開けた棒を引っこ抜くところだ。

ハンマーで思い切り打ち込んだ棒はちょっとやそっとのパワーでは引き抜けない。
棒の上部にフック船長の鉤爪のようなループがついたものを打ち込んで、引き抜くときはその輪っか部分に別の棒を差し込みくるくる回しながら引き抜く。
すると、苦労はするけどなんとか可能になる。

しかし、大変だ。

そんな中、幸枝さんがYouTubeを見ながら提案。
「これをやってみようよ!」

YouTubeの動画には、道路の両脇にある赤白の杭を打ち込む様子が映っていた。
杭打ちには人力ではなくホイールローダーのバケットを使っていた。

杭の上にバケットを押し付けて、打ち込み、バケットを引き上げると杭も一緒に引っこ抜けていた。
これができれば確かに良さそうだ。

早速やってみることにした。
ホイールローダーはないのでトラクターのフロントローダーで代用。

打ち込むのは人力でもなんとかなっていたので、引っこ抜くところだけフロントローダーを使うことに。
ワイヤーロープをフロントローダーの根本と杭のループに引っ掛け、ゆっくりと持ち上げる。

すぽっ

すぽっと抜けた!

めっちゃわかりにくいけどバケットの下にワイヤーロープがたれていてその下に杭がぶら下がっている

これにより作業効率は革命的に向上。
これまでの数倍早く杭打ちが進んだのだった。

本当に、本当に、工夫、大事!

(2024/11/06)

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:5歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:4歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
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