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昔取った杵柄〜プロジェクトマネジメントについて相談に乗ってみた
友人の仕事の進め方についてちょっとだけ相談に乗らせてもらった。
リバネスでの8年間、ひたすらいろんな仕事をやってきた。部長になってからの5年間は、部員のものも含めるとかなり大量のプロジェクトをせっせと回し続けていた。
おかげで、プロジェクトマネジメントについてはそこそこの経験がつめていると思う。その手法は、いろんな困難に直面しながら築いてきたやり方で、体系的に学んだわけでは無い。それでも、その手の本や論文を後で読んで、「やっぱり、そうだよね」と思うことばかり。
美幌町に来てから知り合ったその友人。かなり多くの仕事を抱えて、とても大変そう。以前から仕事の話を聞いた時に、リバネスでの経験をちょこちょこ話してきた。
それが、それなりに役立っていたようで、一度きちんと時間をとってプロジェクトの進め方について相談に乗ることに。
それが今日、折しも美幌町の気温は34℃。全国での最高気温を記録。外での作業は少し抑えめにしようかと思っていたのでちょうど良いタイミング。
友人が抱えていた仕事は多岐に渡っていた。しかも、チームの事業計画についても考えなければいけないらしい。確かに、大変そう。なんだか部長時代の僕を思い出す。
過去の記憶を頼りに、事業計画の立て方、目標となる数字の考え方、そして複数のプロジェクトを同時にマネジメントしていた方法などを紹介。友人の置かれている状況だと、どうするのがいいか、一緒に考える。
一時間後、「役に立てたな!」という実感はそれほど無い。でも、友人はなんだかスッキリしたようだ。無駄じゃなかったかな。
リバネスでの試行錯誤の中で築いてきたプロジェクトマネジメント、当時、後輩に伝えていたそれらのやり方は、これからひっそりと美幌町でも使われていくのかもしれない。
なんだか少しだけ、北方水滸伝の王進先生に近づけたかもしれないなと思い、1人、ちょっと嬉しくなるのだった。
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