白鳥を見せたくて屈斜路湖へ

つむぎに白鳥を見せたくて屈斜路湖へ。目的地は屈斜路湖畔のコタン温泉。冬の間全面凍結する屈斜路湖だが、温泉の周りだけは溶けずにいるので、自然とそこに白鳥が集まってくる。

駐車場に車を停めて、ワクワクしながら湖畔へ。

そこにはたくさんの白鳥が。つむぎと同じくらいの大きさの白鳥が何羽もいる。

動物が大好きなつむぎ、恐れを知らずにずいずい近づいていく。大きな鳥に、広い湖畔。テンションが上がって走り回る。かなり寒かったけれどそんなことはお構いなし。

手頃な棒を一つ広い、一羽仕留めるぞと言わんばかりの満足げな笑み。明後日な方向に棒を何度か振り下ろし、満足したのか、凍りついた水際をとっとこ走る。

だんだんと親の方が寒さに耐えられなくなり、帰ろうと促すも走って逃げ回るつむぎ。結局いつもどおり、イヤイヤするつむぎを抱っこで強制連行して車の中へ。

ちなみに今日も横を素通りするだけだったコタン温泉。ここは僕が知る限り最も開放的な温泉だ。温泉に浸かりながら優雅に泳ぐ白鳥、その後ろに広がる凍りついた屈斜路湖、さらに背後に広がる雄大な山々を眺めることができる。きっと入ったら気分は最高だろう。

ただ、外から中も完全に丸見え。というか外、中の概念はあるのだろうかとも思える。一応男湯と女湯が分かれている気遣いが面白い。そんなちょっと入るのに勇気がいるコタン温泉。次来たときこそ入ってみようかなぁ。

帰り際、美幌峠によって、景色を眺め、揚げ芋を食べて帰ったのだった。