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三種の芋でフライドポテト選手権

思い立って、むろの中で大量に保管されているじゃがいもを使ってフライドポテトを作ってみることに。今回むろからとってきたじゃがいもは、サッシーとレッドムーンとインカのひとみ。せっかくなのでそれぞれ別々に揚げてフライドポテト選手権を開催。

まずは、揚げる前の下準備、インカのひとみはすでにだいぶ芽が出てしまっているので、その周辺をガバっと大胆に削る。皮が赤い品種は、黄色いものより芽が出やすい印象がある。この三種の中ではレッドムーンとインカのひとみが赤い品種だ。皮を向いて、棒状にカットして、薄力粉を軽くまぶして準備完了。

フライパンに油をひいて、170℃に設定。早速揚げてみる。味の素のレシピによると、揚げ時間は3分半から4分らしい。ふわぁっと泡を出しながら揚げられている姿は見ていて面白い。

揚げ終わったそばから早速、「実食!」。つむぎさんもすでに自分の席に着いて準備万端だ。

まずは赤と黄色のまだら模様の皮が特徴のインカのひとみ。このいもはカロテノイド系色素が豊富でかなり中が黄色い。揚がったポテトも黄色が濃い印象だ。食べてみると、甘い!ポテト自体の甘さと、軽くふってある塩がマッチしてとても美味しい。こう言ってしまうとすこしあれだが、さつまいもを揚げたような感じだ。さつまいものような甘さを持ちつつ、ちゃんとじゃがいものフライドポテトになっている。つむぎにも好評でパクパク食べてしまった。

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お次は、サッシー。このいもはポテトチップス用に出荷されることが多いらしい。たしかに見るからにポテトチップスといった感じのきれいな色に揚がってきた。味も、これぞフライドポテトという味わい。いつもファーストフード店で食べているフライドポテトと同じような仕上がりだ。いも自体の味がそれほど強くないので、ここから更に味付けするには最適なんだと思う。これもつむぎさんはパクパク食べる。

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そして、最後はレッドムーン。揚げた後の見た目はサッシーに近い。少し焦げているのは最後に揚げたのが原因か?このフライドポテトが一番、「いも」って感じの味がした。揚げたじゃがいもをたべているなと実感できる。サッシーに比べて芋の食感がよく残っていたせいなのかな。これについてもつむぎさんはパクパク食べた。


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3種類のじゃがいもでフライドポテトを作って食べて僕もつむぎも、たぶん幸枝さんも大満足。
ちなみに、ぼくは甘みの強いインカのひとみのフライドポテトが一番美味しく感じたのだった。

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