じゃがいも収穫終了!
長かった。
じゃがいも収穫がようやく終わりました。近隣の農家さんがハーベスターを使ってダダダダって掘っていく中、さいこうファームではデガーを使ってトロトロトロって掘っていました。ゆっくり進むので、これは本当に終わるのか?と思いながら、掘り始めたのが9月10日。そこからおよそ1ヶ月、長かった。
収穫は、バイトスタッフが来てくれる月水金の晴れた日の午前中のみ、途中ブロッコリーも挟んでいたので、なかなか進見ませんでしたが、終わってホッとしています。
さいこうファームではすべての畝を約100mで作っていて、きたかむいが14畝、インカのめざめが4畝、キタアカリが8畝。合計で26畝、2.6km。本格的なじゃがいも農家さんに比べたら大した量ではないけれど、ぼくにとってはやっていけるか不安になるには十分な量です。
収穫スピードは後半にだいぶ早くなってきて、5人態勢で午前中の3時間作業して5〜6畝収穫できる感じ。来年は同じくらいの量なら、2週間くらいで終えられるかなぁ、やりかたもだいぶ掴んできたし。
最終的には、デガーで掘り上げたじゃがいもを買い物かごかミニコンで拾って歩き、通路を走らせている軽トラに積み込み。一往復した時点で、ミニコンに入ったじゃがいもをすべて、畑の端に置いてあるフレコンバッグにドバっと投入。この繰り返し。その後、スタッフのみなさんが帰った後にぼくがトラクターのバゲットにフレコンバッグを引っ掛けて持ち上げ、軽トラへ。軽トラで家に運んだ後はフォークリフトでおろして風乾。夜になったら、倉庫へ運んでシルバーのブルーシート(シルバーシート?)で覆って保管。という流れでした。
収穫量は、5〜600kgくらい入っているであろうフレコンバッグで、きたかむいが8袋、インカのめざめが1袋、キタアカリも1袋。きたかむいはよく収穫できた気がします。インカのめざめはこんなもんなのかなという印象。キタアカリは・・・。
キタアカリはかなり早めに黄色く枯れ上がってしまったため、じゃがいもが大きく成長しなかったようです。キタアカリとインカのめざめは病気かな?と思っていたのですが、普及センターの方に相談してみたら、肥料切れの方が大きな理由かもしれないと教えてくれました。
じゃがいもは畝に筋状に施肥するのが基本なのですが、間違えて畑全面に施肥してしまったんですよね・・・。確かに畑の端にあるキタアカリのほうがはやく枯れていたような。来年は気をつけます。
と、いうことでじゃがいも終了。手伝ってくれたスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。後は少しだけさつまいもを収穫したら今季の収穫はすべて終わりです。
新規就農1年目の農業は計画していた収穫量や売上には全然たどり着けませんでしたが、なんとか怪我なく終えることができそうです。今季の学びを来年に繋げないとなぁ。