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吉田的思考vol.2
【勝敗の後ろに隠れているもの】
スポーツは結果が出る。
競技であれば勝敗が出る。
結果が良かったとか、勝ったとか。
結果が悪かったとか、負けたとか。
成果が出ても出なくても、その原因を追及し、次に進んでいく機会。
どちらも重要。
大切なのは、そこまでの過程であり、またその先の物語。
特に成功からの挫折だったり、失敗した先の成功など、振れ幅が大きければ大きいほど、物語として興味があります。
最近のニュースは、結果ばかり。
良かった!悪かった!
そんな単純なジャッジは、AIにお任せして、人間らしい思考を深めていくことも大切なんじゃないかなって。思っちゃいます。
犯罪はもちろんダメ。でもそれ以外のことって周りがとやかく判断する話ではない。誰かの行動や言動で自分自身がどう感じたのかは、あくまでその人の主観。押し付ける話じゃない。
ただ、犯罪じゃなくても自分に迷惑が被ったのであれば、主張は当然すべきです。
ちょっと話が逸れました。
何を言いたいかというと、来年あるオリンピックで、メダルを取った人が良くて、取れなかったら悪いみたいなニュースで溢れることを危惧しちゃってるわけです。
じゃあ僕は?っていうと、やっぱり、メダルを取った!っていうニュースには喜んじゃいますし、4位でメダルを逃した!ってニュースを見たら、[あーあ、、]って残念がっちゃいます(^◇^;)
でも、
[それじゃあもったいないぞ!吉田!]
と、心の中のリトル吉田(本田圭佑風)が呟くようになりました。
【記憶に残る浅田真央選手のフリー演技】
2014年にあった冬季ソチオリンピック。金メダルを期待されていた浅田真央さんのあのフリーの演技。今でも印象に残っています。
2010年バンクーバーオリンピックでは2位で悔し涙を流しました。
満を持して挑んだ4年後。
団体戦のSPで冒頭のトリプルアクセルを失敗し3位。女子シングルのSPでも転倒が相次いで16位と大きく崩れ、演技後のインタビューでは「何もわからない」と放心状態となった。しかし、翌日のFSでは冒頭のトリプルアクセルをクリーンに着氷し、また、女子史上初となる全6種類、計8度の3回転ジャンプを着氷し142.71点と自己ベストを更新し3位となる[51]。またトリプルアクセルは前回のバンクーバーオリンピックでは計3回成功しており、2大会連続の成功は女子で初めての快挙となった。 演技を終えると感無量の表情で涙を浮かべ、歓声に笑顔で答えてリンクを去った。結果成績はSPの点差が響きメダル獲得にはならず、最終順位は6位入賞となった。フリー終了後、世界中から寄せられたエールについて「昨日はすごく悔しい思いをして、心配してくださった方もたくさんいると思うんですけど、今日はこうして自分の中で最高の演技をできたので、恩返しができたと思います」と答えた。 ※Wikipedia より抜粋
あの演技は鳥肌ものでした。
結局、彼女は世界選手権では金メダルを取ってますが、オリンピックでは銀メダルのみ。
でも、オリンピック史上初のトリプルアクセル3回成功を2大会連続で成し遂げ、ソチのフリーでは、6種類の3回転をすべて成功させたという偉業。
記憶にしか残りません。
僕の今の活動は、
いい成果を出すための準備。
結果を踏まえ、次のための準備。
結果の後ろに隠れている物語の面白さを伝えていけたら。そう思います。
最後は、浅田真央さんがバンクーバーで2位になり、悔し泣きしたときにお母さんがかけた言葉で締めようと思います。
『銀メダルってすごいんだよ。』
今日のマガジンでは、浅田さんのフリーの演技が終わった時に感じたことを綴ったコラムを『勝』という字を交え、加筆修正して残しておきます。
是非ご覧ください!
リトル吉田が言ってます^ ^
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