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【まっすぐに立つ】
このマガジンには、オリンピアンを含むアスリートの方々が読者になってくれていて、購読代を活用してサポートなどをしています^_^
ここ最近は、直接話をする機会なども多くて、うまくいってる人、なかなか調子を上げられずにいる人、チャレンジを繰り返している人、、
それぞれ、様々です。
今回の記事は、そんなアスリートに向けて綴ろうと思います^_^
【嫌なことが来た時こそ】
今年はコロナがあって、インターハイや全国中学など、軒並み全国大会が中止になりました。
ちょっと前の話になりますが、バンドのback numberさんのもとにインターハイ中止の影響を受けた高校生から届いた手紙をもとに作られた1曲があります。
すごくステキな歌です。
この記事に詳しく書かれています^_^
この曲の中には、『自分を知る』ってことについて触れている歌詞があり、とても共感させられました。
自分の背中は見えないのだから
恥ずかしがらず人に尋ねるといい
心は誰にも見えないのだから
見えるものよりも大事にするといい
このフレーズは、自分のことは意外と知ってるようで知らないもので、周りの人の協力や、一般常識に振り回されないようにっていう解釈を僕はしています。(違ったらごめんね。てへ。)
すごくステキな詩です。
また、
耐える理由を探しながら
いくつも答えを抱えながら 悩んで
あなたは自分を知るでしょう
このフレーズもとてもステキで。
うまくいっていない時、予想もしない出来事に遭った時、悩んだりしたり、耐えたりしたり、いくつもの試行錯誤をしたりしたその感情は、自分を知るきっかけになり、誰かを思いやる力を育てることにも繋がっているのかもしれません。(あくまで僕の解釈です。)
back numberさんに、手紙を送らなければ、この曲は生まれていませんでした。そしてそもそもコロナでインターハイが中止になっていなければ、手紙を送ることさえ無かったわけです。
そして、本来、開会式で使用するはずだったこの曲もメッセージ性が強くてステキな歌です。
歌詞の中にある、まるでコロナで中止になった高校生に向けたフレーズが印象的です。
泣かないで 君が費やしたすべてが
意味を持つその時まで
あの雲の先できっと きっと
風の無い空に飛び出して
乾いた海を泳いで傷ついて
また君はまた光を放って行く
負けないで 君が瞬きで隠した
痛みをその想いを
ああ 僕は知っているから
この一連のお話を知って、うまくいってないときこそ成長のチャンスなんだってことをアスリートの皆さんに共有できたらなーって思います。
【自分に向き合おう!】
冒頭、ここ最近、色々なアスリートと話をする機会があると書きましたが、共通して伝えたことが、
『ちゃんとまっすぐ立ってるかい?』
でした。
強い人は、しっかり立てる人。
今年は、練習が出来る出来ないというだけではなく、圧倒的に普段の日常生活が変わりました。
マスクをする時間が増えたことや、人との会話が減るなどの習慣の変化。リモートワークや活動自粛による環境の変化。
知らず知らずのうちに、自分がまっすぐ立てていない可能性があります。
『姿勢を良くしよう!』
みたいな単純な話ではなく、アスリートにとっては、ちょっとした身体の変化が、ものすごく技術に影響するからこそ、自分の身体に目を向けるようにしてもらっています。
何気ない小さな変化。
自分がまっすぐ立てているかという、とても単純なことに注力する。
アスリートの皆さんだけではなく、読者の皆さんも、『ちゃんとまっすぐ立てているか?』を気にしてみてはいかがでしょう?
ぜひ試してもらいたいな。
『直』という漢字は、『まっすぐに見る』という意味から成り立っています。
そして、『値』という漢字は、『人+直』で成り立っていて、見つめるってことを意味してます。
まっすぐ見つめることが『直』、そして自分自身や相手を見つめることが『値』
人の価値を測るっていうのは、こういうところに隠されているのかもしれません^_^
記事の最後は、アニメ『銀魂』からのこの名言で。
背筋伸ばして生きる?
まるでガキの学級目標じゃねーか。
そういやお袋もよく言ってたな。
背中曲がってるぞ、しゃんと立てって。
母ちゃん、俺、今真っすぐ立てているか?
読んでくれてありがとうございます^_^ サポートしていただいた分は、アスリートへのサポート代として活用させていただきます!