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コーヒーブレイク
最近、コーヒーにはまっています。
きっかけは『コーヒーと恋愛』っていう小説を読んだことでした。根津の古本屋さんで偶然手に取った小説なんですけど、これがとっても素晴らしいお話なのです。どのくらい素晴らしいかと言うと、サニーデイ・サービスの曽我部恵一さんが物語に感銘を受けまくって、「コーヒーと恋愛」っていう曲をかいてしまったほど。この曲がまた素晴らしいんです。レトロなメロディーに、歌詞がねぇ、グッとくる。
閑話休題、最初は挽いた豆を買って、自宅でハンドドリップ・コーヒーを入れる程度だったんですけど、最近では自宅で豆を挽くレベルに成長しました。コーヒーはやっぱり挽きたての豆で淹れなきゃね、というコーヒー通たちの助言を受け入れたのです。結果、挽きたての豆で淹れるコーヒーは本当に一味違うものだから、面白くなっちゃった。
今つかっているのは雑貨店で買った安いハンドミルなんですけど、今年は奮発して電動ミルを買うつもり。狙っているのはみるっこ。50,000円オーバーなので気軽に買える値段ではないんですけど、どのコーヒー通にきいても「みるっこね、みるっこは良い」という反応が返ってくるので、みるっこ一択です。
豆の種類も気にし始めました。今まで酸味があるコーヒーって苦手!と思っていたのに、最近では酸味のあるコーヒーを求めている自分がいます。知識を入れると味わいに対する態度も変わるんですよね。ワインの時もそうでした。お気に入りはエチオピア。最近はエルサルバドルも好きです。ケニアはちょっと酸味が強すぎた。マンデリンはバランスがよくって好きです。
なんて通ぶったコメントをするのも楽しい。
獅子文六さんの、1969年の作品です。昔の作品だけれど、全然色褪せていないどころか、むしろ新しさを感じさせるすごい小説です。コーヒーが飲みたくなります。
小説を読んだらこちらを聴いてください。
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