フィンランドのお会計事情
私は、どうしてもマリメッコを制作した会社のアウトレットに行きたくて、フィンランドに一人で行きました。そこで衝撃を受けたのがお支いのこと。国によって現金主義か、クレジットカード主義か、それとも、間をとるのか違いがあるのに気付いた旅でもありました。
設置場所によって券売機で現金が使えない
空港に降り立った私は滞在先の首都、ヘルシンキへ電車で移動します。電車に乗るためには、切符が必要です。電車の乗り場は地下なので、案内板通りにどんどん、下へ降りて行っても、券売機らしきものがない。
終点の電車の乗り場に着いたけど、改札らしきものものもなく、駅員さんも不在。ただ、1つの列が目に飛び込んできたので、後ろに並んでいたら、どうもこの列が券売機のようでした。
順番が来て、「やっとユーロを使える!」と思った瞬間、現金を入れる場所が券売機にない!いくら目をこらしても、ない。すると、後ろに並んでたおばちゃんが、このように教えてくれました。
「地下の券売機は、クレジットカードしか使えないよ。もし、現金で買いたい時は地上にあるから。」
私は、謝意を伝えておばちゃんに順番を譲りって、後ろに並び直しました。地上に行くためには、25m以上ありそうなエスカレーターで往復しなくてはなりません。疲れきっていた私に、地上に戻る選択肢はありませんでした。私はこの旅で唯一、ユーロを使う機会を逃したのです。
自動販売機もクレジットカード払い
写真は、メトロの構内で撮影した自動販売機です。自動販売機も、現金を投入できる場所がありません。商品を買いたい時は、まず、写真の右上にある黄色のところにクレジットカードをさして、ピッと音が鳴ったらクレジットカードを回収。その次に、ほしい商品の番号を押して、商品が落ちてくる仕組みです。
結局、フィンランドにいた時は、現金出番なし
私は2泊3日間、首都ヘルシンキに滞在しましたが、結局ユーロの出番が全くなく、両替した当時のピン札のまま、日本に戻ってきました。
オールドマーケットに行っても、レストランへ行っても、半日観光バスツアーの清算もすべて、クレジットカード。
フィンランドに旅行される際は、クレジットカードがきちんと読み取られるかわからないので、念の為、最低でも2枚のクレジットカードを持って、おすすめします。
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