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自転車のヘルメット着用努力義務化

今回、自転車乗車時にヘルメットを着用するように、努力義務となりました。警察庁の交通分析資料をみながら、確認していきましょう。ここで使用した統計資料は参考資料を引用しています。詳しくはURLをご覧ください。

データから読み解く自転車事故

ヘルメット非着用で亡くなった原因は、圧倒的に頭部が多いです。また、”ヘルメット茶空用状況別の致死率比較”を見ると、どうのような事故状況下は不明ですが、ヘルメットをはめている場合と、ヘルメットをはめていない場合では致死率に違いが見られます。

統計の検定にかけて、ヘルメットをつけて運転していると、ヘルメットなしで運転している場合で致死率に差があるか、検定をかけようと考えました。しかし、実数のデータが見つけられなかったので、できませんでした。

ヘルメットをどう選ぶか?

自転車用ヘルメットを選ぶポイントは以下の通りです。

  1. 自転車用ヘルメットを選ぶ

  2. 自分の頭のサイズに合うのか、サイズをよく見て被って確認する

  3. 安全適合基準をクリアしたものを選ぶ

安全適合基準で代表的なものは以下のものがあります。

  1. 一般財団法製品安全協会 SGマーク

  2. 欧州標準化委員会 CE EN1078

  3. アメリカ合衆国消費者製品安全委員会 CPSC

  4. 米国試験材料協会 ASTM  他

特にヘルメットは、使用用途によって細かく分かれています。自車用ヘルメットがわりに産業用ヘルメットを使っても、設計段階から想定されている状況が違うため、役に立ちません。
取り扱い説明書をよく読んで購入するのをお勧めします。


参考資料

警察庁 交通事故分析資料

令和3年における交通事故の発生状況等について

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bunseki/nenkan/040303R03nenkan.pdf

au損保

自転車のヘルメットの選び方を詳しく解説してます

https://www.au-sonpo.co.jp/pc/lp_helmet_guide/

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