意味を見出そうとする人、ぶっとばしたくなる(2020年6月2日の日記)

いつもより少し早く起きられた! わーい!

と言っても9時台だけれど。

ここのところ、無性に寂しい。寂しくて寂しくて、気が変になりそう。

「家族としか会ってないからコミュニケーション欲求が満たせてない」っていうのもあるけど、もっと根本のところで寂しい気がする。家族がいても、恋人がいても、寂しいときは寂しい。

私の夫や母は、あまり寂しさを感じない気質だ。母は昔よく「なんであんたはそんなに寂しがり屋なの?」と眉を顰めた。「ママはぜんぜん寂しくないわ」と。自分を基準にしたがるのだ。

夫は、「僕は寂しいと思わないけど、サキちゃんは寂しいんだね」と言う。「人それぞれだねぇ」と。だよねぇ。

でも、私も年がら年中寂しいわけじゃなくて、寂しいのは調子が悪いとき限定だ。

調子がいいときは、暇や寂しさを「自分」で埋められる。自分が夢中になれることで。

一方、調子が悪いときは趣味に打ち込む気力もないから、手軽に「他人」で埋めたくなってしまう。でも、親しい相手が少ないから満たされない。

親しい相手が少ないのは、自分が距離を縮めないせいなのにね。

ふだんは踏み込まれない人間関係が楽だと感じてるのに、寂しいときは、誰かに踏み込まれたいと願う。わがままだ。

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架空の犬をなでる日々

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noteをきっかけにデビューしたライター・吉玉サキの日記です。「できごと」より「考えていること」多めの思弁的な日記。たまに、あまり多くの人…

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