意味を見出そうとする人、ぶっとばしたくなる(2020年6月2日の日記)
いつもより少し早く起きられた! わーい!
と言っても9時台だけれど。
◇
ここのところ、無性に寂しい。寂しくて寂しくて、気が変になりそう。
「家族としか会ってないからコミュニケーション欲求が満たせてない」っていうのもあるけど、もっと根本のところで寂しい気がする。家族がいても、恋人がいても、寂しいときは寂しい。
私の夫や母は、あまり寂しさを感じない気質だ。母は昔よく「なんであんたはそんなに寂しがり屋なの?」と眉を顰めた。「ママはぜんぜん寂しくないわ」と。自分を基準にしたがるのだ。
夫は、「僕は寂しいと思わないけど、サキちゃんは寂しいんだね」と言う。「人それぞれだねぇ」と。だよねぇ。
でも、私も年がら年中寂しいわけじゃなくて、寂しいのは調子が悪いとき限定だ。
調子がいいときは、暇や寂しさを「自分」で埋められる。自分が夢中になれることで。
一方、調子が悪いときは趣味に打ち込む気力もないから、手軽に「他人」で埋めたくなってしまう。でも、親しい相手が少ないから満たされない。
親しい相手が少ないのは、自分が距離を縮めないせいなのにね。
ふだんは踏み込まれない人間関係が楽だと感じてるのに、寂しいときは、誰かに踏み込まれたいと願う。わがままだ。
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noteをきっかけにデビューしたライター・吉玉サキの日記です。「できごと」より「考えていること」多めの思弁的な日記。たまに、あまり多くの人…
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