眼鏡男子がかっこいいおすすめ少女漫画 #私の沼
最近、気づいたことがあります。
私が好きな少女漫画の男子キャラ、眼鏡率高くない……!?
いつの間にか、眼鏡男子の沼にハマっていたみたい。そんなわけで、眼鏡男子キャラがかっこいい漫画を紹介します。一緒に悶えよう。
【僕と君の大切な話】
屁理屈男子・東くんと、暗いようで意外とポジティブな相沢さんのお話。
トーキング・コメディと謳っているだけあり、初期は本当に、東くんと相沢さんが会話しているだけだった。途中から、他のキャラが絡んできたり、会話以外のシーンが増える。初期はコメディとして笑えるし、途中からは少女漫画としてキュンとする。
ふたりの会話は男女二元論に基づくので、その思想にはちょっと共感しかねるが、「解り合えないからこそ話したい」というテーマをよく表現していると思う。
東くんは叔母たちの影響で女性に偏見がある。しかし、相沢さんとの会話によって異なる価値観に触れ、変化していく。少しずつ素直になっていく偏屈男子がとてもかわいい。
それは「女性」に接したからではなく、「相沢さん」に接したからだと明言されたとき、読んでいてとても嬉しくなった。相沢さんよかったねぇ。相沢さんもめちゃくちゃかわいい子です。
【はしたなくて ごめん】
あかるくしっかり者の真奈緒は、孤高のクラスメイト・与倉でエロい妄想をするのが趣味。ある日、公園での喫煙を見られたことをきっかけに、与倉と親しくなる。クールそうに見えた与倉は、実はただの口下手で、真面目でやさしい性格だった。
酔った勢いで一夜を共にし、与倉に恋をする真奈緒。一方、与倉は真奈緒への「やましい気持ち」や独占欲を感じながらも、それが恋なのか悩む。
石田拓実さんの作品は、「この感情は恋か性欲か?」というテーマがよく描かれる。
私自身は子供の頃から直感的に「これは恋だ!」とわかったので、あまり「これは恋なのか?」と考えたことがない。でも、そこに疑問を持つのはとても本質的なことじゃないか。だって、誰からも教わっていないのに、それが恋だとなぜわかるんだ。
とにかく、テレ線(赤面を表現する顔の斜線)入りまくりの与倉が可愛くてたまらない。純情男子が好きな人におすすめ。
【町田くんの世界】
人が好きで、家族やクラスメイトを大切にする町田くん。同じクラスの孤独な美少女・猪原さんは町田くんに思いを寄せるようになる。
最終的には猪原さんとのラブストーリーになるが、前半は、町田くんがいろんな人とかかわり、その心を解きほぐしていく様子が描かれる。
町田くんはいつしか「オレは猪原さんに恋をしている」と自覚するが、そのときもそれからも、いっさいテレ線が描かれない。告白シーンですらも。町田くんにとって、恋は照れるようなものではないのだ。
この作品の中では、恋愛が「数ある愛のうちのひとつ」として扱われる。「恋愛だけが特別に重要なもの」として描かれない。とても今っぽいし、共感する。
私は、妹のために高所恐怖症を克服しようとするお兄ちゃんのエピソードで泣いた。恋愛ものが苦手な人でも楽しめると思う。
【3D彼女 リアルガール】
オタクのつっつんと、モテモテ美少女・色葉のラブストーリー。卑屈で根暗なつっつんが、色葉と出会って変わっていく。
とにかくキャラが魅力的! 実は多才なつっつんはかっこいいし、コミュニケーションが不器用な色葉はいとしい。いつも猫耳をつけているつっつんの親友・伊東くん、ふたりの恋を見守るギャルの石野さん、純粋ゆえに暴走してしまうオタクの綾戸さん。みんないい。
特に、石野さんが好き。「サバサバしてて姉御肌で恋愛体質な女友達」キャラの最高峰だと思う。
笑いありときめきありのラブコメだけれど、キャッチーな設定と裏腹に、描かれるのは愛の本質だ。
つっつんと色葉はお互い不器用ながら、真摯に相手を思い、コミュニケーションを重ね、ひとつひとつ関係を築いていく。そんなふたりの姿にグッとくる。
さいごに
眼鏡男子がかっこいい少女漫画4作品を紹介しました。
どれも面白いので、ステイホームのおともにおすすめです。