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架空の犬をなでる日々

noteをきっかけにデビューしたライター・吉玉サキの日記です。「できごと」より「考えていること」多めの思弁的な日記。たまに、あまり多くの人には読まれたくないエッセイも。仕事、家庭…
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#エッセイ

そんなにめずらしい体験してないけどエッセイ書いてる

そんなにめずらしい体験してないけどエッセイ書いてる

たまに「私は吉玉さんみたいにめずらしい体験してないから、エッセイ書きたいけど書けない」と言われるが、私もそんなにめずらしい体験してない。

せいぜい、不登校とうつ病、山小屋、旅くらいか。でも旅のことあんまり書いてないし。

このマガジンの日記を読んでいる方はご存知だろうけど、本当に平凡な毎日を送っている。おかずの作り置きしたり、YouTube見ながらエクササイズしたり。

ふだんのnoteも、「ブ

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主体が変われば再現性ないよ?

主体が変われば再現性ないよ?

タイトルに日付入れるのやめた。面倒なので。

ゆうべは久しぶりに長いnoteを書いた。確定申告からこっち、まとまった分量を書くエネルギーが枯渇していたので、また書けるようになって安心した。もう書けないかと思ったよ。

思考をまとめ、そのまとまったものを文章化するのって、すごくエネルギーがいる。文章書いたらお腹空くもん。エネルギーが足りてないときはできない。



この記事は単品だと100円です。

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他人が自分の気に入るようにできてないの、この世の理じゃん(2020年6月21日)

他人が自分の気に入るようにできてないの、この世の理じゃん(2020年6月21日)

久しぶりに声のエッセイを録音・公開した。一発撮りです。



先日ふと「着物を着たいな」と思った。

実家には小紋の着物が何枚かある。祖母や母、伯母たち、親戚からのお下がりだ。父方でも母方でも、私がもっとも若い女性のため、着物はすべて私に下がってくる。どれも40年以上前のもので、高価ではないが、几帳面な母が保管しているため状態は綺麗だ。

私は高校生くらいから、母に着付けを教わったりしていた(母

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あなたの恋人を、私は覚えてる(2020年5月31日)

ゆうべ、友人とLINEで雑談をした。近況報告とか、「早く収束してほしいね~」「遊ぼうね」とかじゃなくて、現実から離れた話題のやつ。

まさに雑談、という感じで楽しい。

長い付き合いの友人が、裁判傍聴の経験があることを知って驚いた。当時の恋人と一緒に行ったらしい。言ってよ~。



読んでいる本が面白すぎて夜更かししてしまい、昼まで寝てしまった。

お前以外、お前じゃないんだよ……(2020年5月22日)

日記じゃないけど、ふと思ったこと。

私は書くことが好きだ。しかし、私にとっての「書くことが好き」は、ホンモノの人のそれに遠く及ばないな、と思う。ジミヘンがギターを好きとか、イチローが野球を好きとか、そのレベルではないので。

内向的な暴れ馬かよ(2020年4月26日)

『カカフカカ』10巻を読んだ。

ふぅ、と深いため息。「複雑で言語化できない気持ち」なんて、単純で雑なことを思う。

簡単にいえば、寺田さん(女性)をめぐる本行(男性)、長谷さん(男性)の三角関係。だけど、三人の「愛」「性」「交際」の概念がそれぞれバラバラで噛み合わないため、単なる三角関係ではない入り組んだ物語になる。面白い。

仕事を断わった話

仕事を断わった話

だいぶ前の話だけれど、仕事を断ってしまった。表では書きにくい内容なので、マガジン読者限定でひっそり公開しておく。

最初に言ってしまうと、この件に関して、私は誰も悪くないと思っている。丸く収めるために言っているのではなく、本当にそう思うのだ。

誰も悪くなくても、前提条件が違う人間同士のコミュニケーションでは、ボタンは容易くかけ違えられる。

この記事は単品だと100円です。マガジンはほぼ毎日更新

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