釧路の食・文化・体験ランキング
地方都市の目線は狭くなる?
昨年の8月から、東銀座にある歌舞伎座において、4回程、ひがし北海道(釧路)のPRイベントを企画させていただいた。釧路市民が魅力に感じる事(モノ)と、東京に住んでいる人の目線は少し違った。どうしても、地方都市に暮らしていると、推したいものを色眼鏡で見てしまい、コレが一番!と思い込み、自己都合でオススメしてしまう傾向にある。視野が狭くならないように、まっさらな意見を聞きたくて、いくつかの投票アンケート企画を行った。
やはり、歌舞伎といえば、十八番ということで
“18"という数字にフューチャーして開催した。
十八番の由来を知りたい方は、こちら↓
歌舞伎座内の企画タイトル
ひがし北海道十八番店(おハコ店)として初回は釧路編にして大々的に開催させていただいた。
今後は様々な地域で開催することが出来ればと考えていた。
まず、初回開催の目的やコンセプトを下記内容で行った。
ひがし北海道十八番(おハコ店)第1弾
釧路の”美味しい”と”想い”がギュッと詰まったクシロバコの販売実績はあったので、それをさらに進化させるため、2020年7月、歌舞伎座内でクシロバコのオンライン企画をPRさせて頂いた。まだオンラインツアーは、そんなに行われていなかったが、歌舞伎座という場所では、PRをする絶好の機会と思った。
以下のチラシを配布し、会場では、釧路出身のクレヨン絵本作家の加藤休ミの絵を大きく飾り、現地では、私とクシロキッチンの丹葉さん、福司酒造の梁瀬さんと、加藤休ミさんで存分に企画内容や釧路をPRをさせて頂いた。ピーチの成田就航もあったので、そこも含めて良いPRになったと思う。
ただ、やはり、緊急事態宣言真っ只中だったため、人手が少なかったので、多くの方へ届けられなかったのが、残念だった。しかし、こういった状況でも何が出来るか?模索して、実行したことは大きな一歩に繋がったのと同時に、次の企画に生きてきたと思っている。
ひがし北海道十八番(おハコ店)第2弾
第2弾は未来に残したい食と文化の十八番店を開催した。
未来に残したい食の18品目と文化・体験の18品目を投票形式で行った。
合計で500名近い方に投票いただき、東京の人が魅力に感じる食や文化が浮き彫りになった。みなさんも予想してみて下さい。
釧路の魅力ランキングの結果動画
釧路の未来に残したい食のランキング結果は↓
釧路の未来に残したい文化・体験のランキング結果は↓
魅力度ランキング結果を経て
釧路市民が良いと感じて、推したい!と思うコンテンツと東京の人が魅力に感じるコンテンツは、やっぱり少し違って、新鮮にも感じた。これが全てではないが、これを参考値にしながらも、本当の意味で市民がプライドを持って勧められる事やモノは何か?また、ブランド力が更に高まるにはどうすればよいか?そのきっかけになったことは間違いない。
第3~4弾の企画は、釧路のお菓子や珍味の製造販売をしている会社にお願いして、投票を行った。それは、また次回に綴るが、
やはり、一度、自分自身や地域・会社を俯瞰的に見て、本来求められている事(もの)と、本当はやりたい事を、謙虚に受け止めて、文化伝統と変革を繰り返すことが大切なのかもしれない。