あえて「あいさつは大事」と言う理由。書籍「あなたの不安を解消する方法がここに書いてあります。」 #全文公開チャレンジ 第22回
こんばんは。ニッポン放送・アナウンサーの吉田尚記です。
#ふあかい 全文公開の第22回。本日も引き続き実践編をお届けします。
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メソッド2 知らない人に話しかけてみよう
実践編⑦ あいさつをしよう、時間を守ろう
大切なのは、話しかける勇気、へこまない体力、リアクションとツッコミ。そう、リアクションとかツッコミは、愛です。
以上を心に誓って、内容は何でもいいから知らない人に話しかけてみる。ただし、「一発アウト」ってものが存在します。相手からまったく相手にされなくなってしまう、地雷が存在する。それは、「失礼」です。そこで大事なのが、「あいさつ」や「時間を守る」といった、社会生活のごく一般的なマナーです。「あいさつなんて意味ない」って私もちょっと思ってた時期がありますが、あれは間違いでしたね……! あいさつしてもらえないだけで、相手は「嫌われてるのかな?」とか思ったりしますし。
大人たちがやっている一見くだらない決まり事にしか見えない世の中のいろんな常識って、スムーズにコミュニケーションを図るためのすごく重要なプロトコル、手順だったりするんです。あいさつするのは道徳の授業で教えられたから、じゃなくて、「手続き」です。
得体が知れない相手でも、手続きがちゃんとしてれば、とりあえず話を聞いてみようかとなります。反対に、手続きなしにいきなり話しかけられたら「ちょっと!」ってなりますよね。時間を守る、というのも、優等生ぶってるからじゃなくて、単に契約違反をしていないだけですよね。契約違反しちゃったら、相手にしてもらえなくても仕方がない。
だから、大人が言うつまらないことを、ぼくもここであえて言います。「あいさつをしよう」「時間を守ろう」。
ただそれは試合開始の際にはホイッスルを吹きましょう、というような手続きでしかないですから、そこからコミュニケーション・ゲームが始まったら、あとは、優等生であろうとする必要なんて、まったくないですよ!
もくじ
はじめに
メソッド1
「不安」の正体を明らかにしよう
-不安はどこからわいてくる?
-不安は社会の原動力
-不安の先には、死しかない
-コミュニケーションからの完全な断絶が、死
-「不安」はまったく役に立たないもの?
-不安への対症療法は、「これからどうするか」
-とりあえず、具体的にやってみる
-具体化って超大事
-「なんか大丈夫」感=セルフエスティーム
-考えるよりも、行動しよう
-人生で一番役に立たないプライドの話
-手っ取り早くセルフエスティームを上げるには
-COLUMN① パソコンは生産の道具、スマホは消費の道具
メソッド2
知らない人に話しかけてみよう
-「モテたい!」は、叶うのか?
-コミュ力は才能じゃない
-知らない人に話しかけるために必要な持ち物
-コミュニケーションとは、協力型のゲームだ
-聞いたらダメ、やったらアウトってなんだろう?
-人に好かれる方法はない
-彼氏・彼女がほしい! だったら知らない人に話しかけよう
-実践編① コミュニケーションに最も必要なのは「質問力」
-実践編② 質問はWhyよりも、Who・When・Where・What・Howが有効
-実践編③ 会話のきっかけ「木戸にたちかけし衣食住」
-実践編④ 会話を「えっ!」でトラップする
-実践編⑤ 間違った情報でもぶつけてOK
-実践編⑥ 自分の気持ちを表現する=説明力
-実践編⑦ あいさつをしよう、時間を守ろう
-実践編⑧ 大きな声が出せていれば、なんか大丈夫
-COLUMN② 「集中力」は「無視力」
メソッド3
“深刻ごっこ”禁止
-悩みは自分に何をもたらす?
-「みんな悩んで大きくなった」はウソ
-深刻さとはエンタメである
-決断だけが、人を成長させる
-承認を目的とすることはできない
-きみが不機嫌になるのはなぜ?
-実践編① バンザイして悩んでみよう
-実践編② 悩みから「暗くなる」をとっぱらってみる
-実践編③ 適度に“深刻ごっこ”を楽しむ
-実践編④ 悩むの禁止
-実践編⑤ やりきることを目的にする
-実践編⑥ 他人に期待しない
-実践編⑦ 愛嬌最強説
-COLUMN③ 引き出しを増やす方法
メソッド4
「面白そう!」さえあれば、人生は大丈夫
-「夢を持て」って言うけれど
-100個やって、どれか1個ハマればラッキー
-今しかできないことをやろう
-〇〇をやりたいのか、〇〇家になりたいのか
-楽しむってなんだろう?
-完全な自由はないけど、どの不自由にとらわれるかを選ぶ自由はある
-結論。不安を解消する方法=知らない人に話しかける
おわりに
というわけで、今日はここまで。つづきは、また明日!
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