吉田流“引き出し”の増やし方。書籍「あなたの不安を解消する方法がここに書いてあります。」 #全文公開チャレンジ 第34回
こんばんは。ニッポン放送・アナウンサーの吉田尚記です。
#ふあかい 全文公開の第34回。本日は第四章「メソッド4」……の前に、スペシャルコラムをお届けします。
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メソッド3 “深刻ごっこ”禁止
COLUMN③ 引き出しを増やす方法
引き出し。プロっぽい言い方ですね。対応できる分野、とでも言いましょうか。
ラジオのアナウンサーって、話す相手がミュージシャンから昨日デビューした中学生アイドルだったりとか、はたまた政治家だったりすることもあって、引き出しが割と重要です。
この引き出し、具体的に増やす方法があります。
すごく簡単。アウトプットすることです。
本でも漫画でも、人から話を聞くときも、なんなら日常で目にするふとした風景も、アウトプットに慣れていると、インプットの形が変わります。出荷の形まで考えて、入荷することになります。私はラジオパーソナリティになってから、ものの見方が変わりました。情報が記憶に残りやすいんです。
2019年に、この本の打ち合わせのために河出書房新社を訪れていたときには会議室の窓から今まさに完成に近づきつつある新国立競技場がよく見えました。1年前に訪れたときは、まだ骨組みの状態でした。普通に考えると、あー出来てきてるなー、ぐらいの感想になると思いますが、その時期、オリンピックの話題になることが多かったから、本番までの時間が近づいてきたな、ということを表現するときに、この出来ていくことが使えるな、と無意識に思っているわけですね。そうなると、新国立競技場の目の前には嘉納治五郎とクーベルタンの像が立っていた、なんて見過ごしてしまいそうなことも、いつの間にか記憶に残ってるんですよね。
以前、ネット掲示板に上がっていた「Google社員だけど質問ある!?」というスレッドに、「頭がよくなる方法ってありますか?」という質問があって、真偽は確かめようがないですが、社員だという人が答えていたのが、「いっぱい本を読んで、いっぱいブログを書くこと」というものでした。本当にそうだなと思います。
インプットするだけで満足してしまっては、記憶に刻まれにくい。ブログでも、ポッドキャストでも、なんなら家族の誰かに話すためでもなんでもいいと思いますが、読んで書いて、読んで書いて、もしくは聞いて話して、聞いて話してを繰り返す。これも単にやりきることが重要なので、たとえブログの読者がたったひとり、とかでも全然いい。「いいね」なんてもらえなくてもいいんです。
アウトプットする癖をつけると、インプットの質が劇的に変わってくる。引き出し、どんどん増えますよ。
これを繰り返していたら、私は興味のある分野が増えすぎて、何かを見たらなんらかの興味が生まれてしまうようになっていて、時間がまったく足りないのです……!
が、これって幸せなことですよね!?
もくじ
はじめに
メソッド1
「不安」の正体を明らかにしよう
-不安はどこからわいてくる?
-不安は社会の原動力
-不安の先には、死しかない
-コミュニケーションからの完全な断絶が、死
-「不安」はまったく役に立たないもの?
-不安への対症療法は、「これからどうするか」
-とりあえず、具体的にやってみる
-具体化って超大事
-「なんか大丈夫」感=セルフエスティーム
-考えるよりも、行動しよう
-人生で一番役に立たないプライドの話
-手っ取り早くセルフエスティームを上げるには
-COLUMN① パソコンは生産の道具、スマホは消費の道具
メソッド2
知らない人に話しかけてみよう
-「モテたい!」は、叶うのか?
-コミュ力は才能じゃない
-知らない人に話しかけるために必要な持ち物
-コミュニケーションとは、協力型のゲームだ
-聞いたらダメ、やったらアウトってなんだろう?
-人に好かれる方法はない
-彼氏・彼女がほしい! だったら知らない人に話しかけよう
-実践編① コミュニケーションに最も必要なのは「質問力」
-実践編② 質問はWhyよりも、Who・When・Where・What・Howが有効
-実践編③ 会話のきっかけ「木戸にたちかけし衣食住」
-実践編④ 会話を「えっ!」でトラップする
-実践編⑤ 間違った情報でもぶつけてOK
-実践編⑥ 自分の気持ちを表現する=説明力
-実践編⑦ あいさつをしよう、時間を守ろう
-実践編⑧ 大きな声が出せていれば、なんか大丈夫
-COLUMN② 「集中力」は「無視力」
メソッド3
“深刻ごっこ”禁止
-悩みは自分に何をもたらす?
-「みんな悩んで大きくなった」はウソ
-深刻さとはエンタメである
-決断だけが、人を成長させる
-承認を目的とすることはできない
-きみが不機嫌になるのはなぜ?
-実践編① バンザイして悩んでみよう
-実践編② 悩みから「暗くなる」をとっぱらってみる
-実践編③ 適度に“深刻ごっこ”を楽しむ
-実践編④ 悩むの禁止
-実践編⑤ やりきることを目的にする
-実践編⑥ 他人に期待しない
-実践編⑦ 愛嬌最強説
-COLUMN③ 引き出しを増やす方法
メソッド4
「面白そう!」さえあれば、人生は大丈夫
-「夢を持て」って言うけれど
-100個やって、どれか1個ハマればラッキー
-今しかできないことをやろう
-〇〇をやりたいのか、〇〇家になりたいのか
-楽しむってなんだろう?
-完全な自由はないけど、どの不自由にとらわれるかを選ぶ自由はある
-結論。不安を解消する方法=知らない人に話しかける
おわりに
というわけで、今日はここまで。次回はいよいよ「メソッド4」です!明日もよろしくお願いします!
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