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何故「聞く方」は上手くいくのか?
【「聞く力」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】
聞き上手は貴重な存在
貴方は「いつも話をちゃんと聞いてくれない」と言われたことはないでしょうか。
このとき自分と相手の間には、「聞くこと」の解釈に違いが生じています。
「聞いてるよ」と答える人の多くは「言葉」を聞いている
「聞いてるよ」と答える人の多くは「言葉」を聞いており、内容はしっかりと把握しているはずです。
だが「話を聞いてほしい」と言う人の多くは、その話の奥にある「感情」を聞いてほしいと思っています。
多くのコミュニケーショントラブルは、このすれ違いが原因です。
「聞き上手な人」はなかなか思い当たらない
ここで、貴方の周りの「聞き上手な人」を思い浮かべてみてほしいのです。如何でしょうか。
「あの人は話し上手だ」という人はすぐに思い浮かんでも、「聞き上手な人」はなかなか思い当たらないのではないでしょうか。
粗品さんや令和ロマンさんは「聞き上手」ですし、「話し上手」だとは思っているのですが、プロの芸人さんはアピールが必要なので、必然的に「話す>>>聞く」になると思います。
聞き上手は、それくらい貴重な存在です。
誰もが「安心させてくれる人」を求めている
2020年初頭に始まった新型コロナウイルスの流行は、私たちに大きな不安を与えました。
その不安は、未だ多くの人が抱えているでしょう。新たに病原体が生まれる可能性は大いにあります。
そのような今、人が求めているのは、不安の逆にある「安心感」です。
安心感は、興奮や喜び、幸福、達成感など、すべてのプラスの感情の基礎になります。