「編集」は「魔法」である
貴方は「編集」という言葉から、何を思い浮かべるでしょうか?
雑誌・書籍の編集や映像の編集のような、何かしらのメディア情報を取り扱う職業的な技能をイメージされるかもしれません。ここでは、「編集」という言葉を広い意味で捉えます。
そもそも「編集」とは何か
そもそも「編集」とは何か。
作者は「素材の選び方、つなげ方、届け方を変えることによって価値を高める手法」と定義します。
「編集力」とは、変化を待つのではなく、変化をおこしていく才能
「編集力」とは、「変化を待つのではなく、変化を起こしていく才能」を指します。
成熟した現代では、新しいものは何かの組み合わせからしか生まれません。そこで欠かせないのが「編集」です。
我々は「情報」に囲まれて生活しています。起きた時の体の感じ、外の天気、でかけるまでの持ち時間、テレビから流れるニュース、朝食のメニュー、クローゼットの服と今日のコーディネート、いずれも「情報」であり、そういった雑多な情報を「編集」しながら生きています。
「編集」することで「価値」を飛躍的に高められる
たとえば、箱根にあるブックホテル「箱根本箱」。
書店の取次を行う日販の元保養所を全面的にリノベーションし、「ホテル×書店」の掛け合わせを行った。
その結果、稼働率は8割を超え、本の売上単価は本屋の6倍という、人気ホテルになりました。
このように、素材の「選び方」「つなげ方」「届け方」を変えます。
つまり、編集することで価値を飛躍的に高められます。
編集者とは「偉大なる素人」
編集思考には、専門性は必要ない。
編集者とは「偉大なる素人」である。つまり誰でも「編集」は出来る。
あらゆることに好奇心を抱くこと、現状の延長線上にない素人ならではの視点や発想力を持つことこそが重要なのです。
【参考】佐々木紀彦(2019). 編集思考 異質なモノをかけ合わせ、新たなビジネスを生み出す. NewsPicksパブリッシング
議論メシ編集部は「アウトプット」のコミュニティ
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3年間で20冊出版、YouTube、note、Twitterなど様々な媒体でアウトプットを行ってきました。
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貴方の「アウトプット」のきっかけに
議論メシ編集部の事例を通じて「編集」とは何か紹介します。
そして皆様に「アウトプットの楽しさ」が伝わって、一緒に「アウトプット」をするきっかけになったら嬉しいです。
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