大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」で『ミニマムな幸せ』を学ぼう
『読書革命: 人生が変わる100冊の本』という本を出版致しました!よろしければどうぞ!
「手取り26万」問題
Twitterで「手取り26万でボーナスなし、31歳男性で結婚したてで彼女は子供を望んでいるが、このスペックで普通預金30万円しかない」と嘆く記事がありました。
Twitter内では「支出面に問題があると思う。 転職は無理。投資はしない。おそらく節約もできていない。 お金がないことを国や会社のせいにしても幸せになれない。 」等喧々諤々となっておりました。
【出所】Yahoo News『手取り26万円・31歳新婚男性「子どもは厳しい…」「この先どうしよう」会社員の悲痛な叫び』
いや手取り26万は普通では?
31歳の平均年収421万円で、男性31歳男性は453万円、女性は366万円で、女性はもっと頂いていないんですよ。
【出所】Career Theory『31歳の平均年収は?中央値や男女別・学歴別の収入の違いを徹底解説』
https://career-theory.net/31-years-old-annual-income-135128
え?子育てって世帯年収1,000万円以上ないと無理になった?
男性自体が年収400万でも女性が同じく稼いでいたら世帯年収800万になるのでは。
というか私の両親は昔も今も世帯年収400万ないですよ。
「31歳の彼」はどうにかなると思うんですけど。子供いると補助金の種類が多いし。
世の中の情報量が多いから「あれもこれも必要だよね」が無限になってしまった
恐らく世の中の情報量が多いから「あれもこれも必要だよね」が無限になってしまったのではないかと思っています。
自分が生活している分だけあれば良いではないか
「年収90万円で東京ハッピーライフ」(著:大原扁理)という本がある。
年収90万円で、誰よりもハッピーに暮らす方法(しかも東京で)を纏めた本である。
「相対的貧困層」とされるのは、等価可処分所得が年間122万円(名目値/「平成25年 国民生活基礎調査の概況」より)未満の世帯であるが、90万はそれ以下だ。
本では『今まで夢や目標、人生設計の類いって、あんまり持ったことがないんです。で、持ってなくてもフツーに楽しく生きてます。』 と常にこの調子。
『自分の気持ちや環境って、常に変わっていくのに、5年前の目標にしがみついて、帳尻あわせるためによくわかんなくなってる人をちらほら見かけます。特にやる気のある真面目な人に多いような。』
個人として出来ることって、結局毎日をただシンプルに、きちんと生きていくしかない
『将来を考えたときに、個人として出来ることって、結局毎日をただシンプルに、きちんと生きていくしかないんじゃないかなあ。』
確かに仰る通りである。
人と違うと思ったら、それはとても健康的なことですから、隠さなくて良い
『人と違うと思ったら、それはとても健康的なことですから、隠さなくて良し! むしろ、小出しにアピールしといて、自分も周囲もそれに慣らしといたほうがいいです。』
『「あー、あの人ちょっとヘンだもんね」と言われるようになれば、何したって許されるからこっちのもんです。でもどうしても世間の目が気になって苦しいという方がいたら、別に人と違うことを無理やりしなくていいんですよ。』
【引用】大原扁理.年収90万円で東京ハッピーライフ(Kindleの位置No.1560-1563).株式会社太田出版.Kindle版.
最低限生きていれば良いではないか
「手取り26万」が何だ、最低限生きていれば良いではないか。
で、たまたま好きな事や人に巡り合ったら超ラッキーなのである。