本の作り方と構成の練り方を網羅的解説
本を初めて制作する場合、作り方や構成の練り方など、何から始めたら良いか分からずに頭を抱えてしまう人も多いでしょう。
実は、本作りには欠かせない重要な項目があり、執筆前に決めておくべきことが多いです。
この節では、本の作り方や事前に決めること、制作までの流れについて解説します。
本の中身、基本的な構成は?
一般的な本の中身には、ある程度決まっているパターンがあります。
おおまかには、以下の通りです。
1.はじめに
その本を執筆した意図や主旨などを、簡単に説明します。
「はじめに」があることで、読者が本の内容にスッと入り込みやすくなるでしょう。
2.目次
原稿制作において「目次」は方向性を見失わないための道しるべ
どの書籍にもほとんど例外なく存在するのが目次です。
目次は著者にとっても読者にとっても非常に重要な項目です。
先ず「目次」から決めよう
目次を決めるということは、本全体の構成を決めることに繋がります。
例えば、本を執筆する前に「1章では問題提起、2章では分析、3章では考察、4章では結論を書く」と決めると、迷うことなく順番に書き進めることができます。
目次を設定せずに書き始めてしまうと、原稿を執筆している中で「このページではどのような内容を書くべきなのか」が分からなくなってくることがあります。
とはいえ、執筆を進める中で章の順番や内容が変化することも多々あります。目次の修正や順番変えはしょっちゅうあります。
ある程度文章が完成した後に、目次自体の修正をすることで本の完成度を高めましょう。
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