「トランスフォーメーションパターン&グループワーク」(GRゼミ10期 第9回2022年7月5日)
皆さん、こんにちは。
第9回、GRゼミレポートを担当しますアニイです。
今回のゼミは題して「トランスフォーメーションパターン&グループワーク」です!
GRゼミ第8回で出された、ワークの課題を考えるにあたって、思考の発散方法を教わりました。
また、ゼミの最後には吉田さんの講義のお時間も!
1.ワークショップ(トラパタ)
10~20歳の日南市に住む子供を想定して「どんな設定の子供なのか?」を設定し、「日南市がどんな市であればワクワクして働けるか?」を考えました。
3~4人チームに分かれて行ったのですが、皆さん多様性あふれる設定で盛り上がりました(笑)。例として僕のチームで出た設定案です。
①【17歳の女子高生。コンサートが大好き。バリバリのオフィスウーマンになりたいと考えており、将来的には日南市から出たいと思ってる。】
②【アニメが好き。東京で就職がしたい】
③【ミスチルが好きな中高生。歴史が好き。日南市で活躍した"おびはん"に強い関心がある】
などなど。
お次は、上記の設定の中で、それぞれ10年後の日南市でワクワク働いているためにはどんな風であったらいいか妄想トーク!!(笑)
ちなみに僕の設定は、『大学生/1人暮らし/食事つきの寮/交通網がなく都会の方に遊びに行きたくても行けない』です。
その上で考えたのが、交通網が発達したスマートシティ!!。
他にも「日南市と言えば~」的なフェスの有名地、小村寿太郎の歴史館、アニメや映画の聖地になってほしいという意見が上がりました。
そして最後に、今の現状と見比べることでGapを見つけるワークをしました。(25~39の歳で日南市で働きたい/働きたくない理由を議論する)最後まで各チーム、盛り上がっていた様子でした。来週の発表が楽しみですね。
2.吉田さん講義
最後の30分は吉田さんによる講義の時間でした。
テーマは「課題の整理」。新卒社会人の私にとってもすごくためになるお話でした。
特に吉田さんが冒頭でお話しした、下記ワードが特に心に残っています。
「課題は現実に対して理想があるから存在する。事象と課題を分けられてないことが多々ある。理想と現実があるから、Gap(課題)が生まれるのだ!!!」(※多分に主観を含んでいます。)また、吉田さんによると、どんな価値軸に基づくものか考慮することで課題を整理しやすくなるとのこと。()の中は、日本の食料自給率が38%という課題に対する例を取っています以下、簡潔にまとめたものです。
①原体験
かわいそう/幸せそうなどの感情を抱いた時に、改善したい長続きさせたいと思って感じるGapのこと。 (美味しい/安心なお米を食べ続けたい」。※原体験が無いから課題解決できないことはない!
②イズム
自分のイムズ「~すべき」などの義務や権利、宗教などが侵されそうなときに感じるGap(日本の食の安全保障/農耕文化を守るべきだ!)
③ソリューションが作るGap
「この技術でこんなことができるよ!」技術革新による技術が後半に広まっていくにあたって顕在化してくるGapのこと。(自動工作ロボットの発明」など
④経済合理性
行政コストや社会コストなどを直接的にもたらす現象により生じるGap減反政策の限界(10アールあたり1満5000円を配布してた)
⑤一定の市民ニーズ
世論や意思決定に携わる人に届く/訴えることで明らかになる現実社会とのGap。NHKによる「下がる自給率」っていうニュースなど。市民もちょっとなんとかしようみたいになるし。
価値軸を見失って課題を設定すると、解決策がそもそも自分が大切にしている「自分」を裏切るような結果に裏切ることにも。。。価値軸をしっかり持ったうえで、明確な課題設定をすることが大事だという、貴重な講義でした。
お二方とも今回はありがとうございました!!!次回も楽しみですね~