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「強い人材とは?」プレイドのIssue採用に学ぶ人材のコト|GRゼミ9期第17回振り返り(2022年3月8日)

みなさん、こんにちは。たいしょうです!

今回も引き続きゼミはオンライン開催でしたが、チャット欄も活発に動いていて、非常に実りのある回になったのではないかなと思います!

今回の講義の大きなテーマは「人材」について。

講師に蓑口恵美さん、さらにはゲストに株式会社プレイドの仁科奏さんにお越しいただき、お話を伺いました!(^▽^)/

ところで、皆さんは井波という町をご存じでしょうか?

井波は富山県にある人口8000人の小さな町です。

蓑口さんは井波を「人材輩出のまち」にするという素敵なヴィジョンを持っているそうなのですが、それを実現すべく、①「人づくり」、②「応援団づくり」、③「環境(施設)づくり」の3ステップで町づくりに取り組まれているそうです。魅力的な人がいると、その人たちを応援したい!というフォロワーが増え、最後に彼らが働きやすい環境を整備するというもの。

最近、都心部から離れる人が増えていると耳にしますが、もしかしたら彼らは物質的な豊かさを求めて移住しているのではなく、内面的な豊かさ温かさ、つながりを求めているのかもしれないなと思いました。やっぱり、どこか忘れてしまいがちですが、「人」の力って偉大だなぁ…としみじみ思いました。

さて、若者に選ばれる町とはどのようなものでしょうか? 蓑口さんは成長できる町のことだと言います。そこで、「Issue採用」というものを取り入れているそうです。「issue」は「解きたい課題」を意味するのですが、その人の経歴や特技で採用するのではなく、本気で解きたい!挑戦したい!という課題に対する熱い思いや興味を持っている人を採用するという方法だそうです。私は初めて知ったのですが、ユニークで非常に面白い取り組みだと思いました。また、蓑口さんの「町にはおしゃれなカフェとかはないけれど、挑戦できる課題だらけ!」という言葉は強く印象に残りました。部活やバイトでもそうですが、何かに向かって熱中して打ち込めるというのは挑戦心をくすぐりますしワクワクしますよね?!

後半戦はゲストとしてお越しいただいたプレイドの仁科さんにお話を伺いました。

プレイドのミッションは「データによって人の価値を最大化する」ことで、効率化した先にあるものは、理性的なホモ・サピエンスではなく、生き生きと遊びを楽しむことを性質とするホモ・ルーデンスだと言います。効率化した先に目指すものが非効率というのは逆張りのような感じでかっこいいですよね(⌒∇⌒)

ちょっと感想が長くなってしまいそうなので、一番印象に残ったものをご紹介したいと思います。それは、プレイドさんのカルチャーについてです。

▶Backcasting-目的志向

長期視点で設定した大きな目的から逆引きし、妥協せず着実に進んでいく。目的のためなら、途中の失敗や衝突もいとわない。

▶Deploy Driven-出して学ぶ

不確実性が高い世界だからこそ、世の中に出して学ぶ姿を貫こう。行動しなければ成功は生まれることはない。悩んで動けなくなるより、動きながら学び、考えていこう。

▶Unleraning-学びの放棄

人は誰でも間違うし、過去の経験にとらわれること、バイアスが存在することを認識した上で、必要であれば過去に得た知識や経験すら捨て去っていこう。

これらのことを大切にしているそうなのですが、個人的にすごく刺さりました。失敗することを恐れてしまったり、悩んで動けなくなってしまったりするタイプなので、改めてこれらの姿勢を見習いたいと思いました。また、一歩踏み出してみないと、そもそも成功も失敗すらもできない、結局何も得られずじまいに終わってしまうよなと感じました。さらに、過去の成功体験に囚われてしまいがちですが、時として大胆にそれらを脱ぎ捨てる、その勇気が必要なのだと思いました。

さて、今回の懇親会ではユーティーさんからの提案で「面接時に使えそうな自己開示をさせるための質問」をメンバー全員で一緒に考えていきました。そして、自分たちも出てきた質問に対して答えていきました。質問に即座に答えなければならないので少しドギマギしてしまいましたが、お互いのことをより深く知ることができる良い機会になったと思います!

出てきた質問としては、以下の通りです。

① 幼少期と今とで変わらない持ち味は何か?
② 今、幸せと感じているか?それはなぜか?
③ 日常の中でするのを避けていることは何か?
④ どんな時に怒りを感じますか?
⑤ 後悔していることは何ですか?
⑥ 自分から見た自分の人柄と他の人から見た自分の人柄のギャップは何だと思いますか?
⑦ 8兆円あったら何に使いますか?

みなさんは、それぞれの質問に対してどのように答えますか?また、どれが咄嗟には嘘をつきにくいなと感じましたか? ちなみに、私が嘘をつきにくい質問だなと感じたのは⑥の質問でしたが、みなさんはどうでしょうか?(⌒∇⌒)

ユーティーさん曰く、口説くときにも使える質問らしいです!気になる人の意外な一面が知れるかもしれませんよ!?ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか(笑)

ゼミは残すところあとわずかとなりましたが、残りの時間を大切にしたいです!!
読んでいただきありがとうございました!

GR人材育成ゼミ第10期(2022年5月〜9月)ゼミ生を募集しています!
次期ゼミが2022年5月から開始することが決定しました!ご参加についての詳細は以下からご参照ください。
https://graj.org/seminar/

■GR人材育成ゼミ(通称:GRゼミ、吉田雄人ゼミ)とは?https://graj.org/seminar/「地域課題を解決するためのGRという手法を身につけた人材を育成するゼミ」です。「GR」とは、Government Relationsの略語「地域課題解決のための良質で戦略的な官民連携の手法」と定義しています。『課題先進国』と呼ばれるようになった日本。その地域課題を解決していくためには、昔ながらの護送船団方式や官製談合とは一線を画した、良質で戦略的な官民連携が欠かせません。財源も人材もノウハウも持たない行政では解決できない問題でも、民間のサービスやソリューションやプロダクトがあれば解決できることもあるはず。そのためにもGRという手法を用いて、行政と民間を橋渡し・通訳することが必要です。この想いのもとに「課題を感じた時、官民の垣根を超えて、誰もがその課題解決にあたることのできる社会」をビジョンとして掲げ、人材を育て、コミュニティを形成し、将来的に課題解決のためのプラットフォームになることを目的として活動しています。GR人材育成ゼミ第9期の様子はこちらからご覧いただけますhttps://note.com/yoshida_seminar/m/m31d36e5788ee

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