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初のオンライン開催!「看取り」についての学び|GRゼミ9期第11回振り返り(2022年1月25日)
こんにちは!ばななです。
1/25のゼミは、9期初のオンライン開催でした。
ふだんと違い、講義を聞きながら各自質問や感想をチャット書いていて、違った形でアクティブに受講できました^^
今回は「看取り」がテーマ。
あなたはどこで生まれ、どこで死にたいですか?
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自宅で最期を迎えたいと思っているあなたは、本当に最期まで自宅で療養して死ぬことができると思いますか?
・・・近年では、昔と比べ、ほとんどの人が病院で生まれ、また、亡くなる人のほとんどが病院で最期を迎えています。つまり、我々は「病院で生まれ病院で死んでいる」んですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1644513726685-WSddrfwA52.jpg?width=1200)
しかし、「長年過ごしてきた自宅で最期を迎えたい」と考えている人が多いのも現状だそうです。
(ちなみに私はピンピンコロリを目指しているので自宅で最期を迎えると信じています)
元横須賀市長のユーティーさんが、横須賀市の「自宅で最期を迎えたい」と願う方の想いをかなえるために、取り組まれていた内容をご説明してくださりました。
自宅での看取りを実現するために、ユーティーさんが取り組んだことで印象に残ったのが、
看取りに関係するあらゆる立場の人たちを集めて話し合いをしたことです。
医師をはじめ、看護師・介護士・歯科医・臨床検査技師・社会福祉士・ケアマネジャー・栄養士・行政・ご家族などの看取りに関する人が全員集まって、意見を出し合ったそうです。
最近ソーシャルイノベーションに関する論文集を読んでいたのですが、そこにもソーシャルイノベーションを起こすために、リーダーがするべきことは「あらゆる関係者を集め、話し合いの場をつくること」と書かれていました。
それを実践し結果を出されていたので、「関係者全員」「意見を出し合う」がキーワードなんだなと感じました。
最期のワークでは、自宅で亡くなっているが看取られなかった人、「孤独死」をなくすためにはどうすればよいのかを考えました。
私のグループでは、宅配弁当サービスなどの見回りをする仕組みをつくることや、高齢者が社会に参加しやすいしくみをつくることを案として出しました。
しかし、最後の各グループの発表を聞いて、孤独死対策=「亡くなったことをどうやってすぐに発見するか」ではなく、「一人で死なせないこと」という考え方もあるなと気づかされました。
その一方で、家族と一緒に住んでいる状況でも、「朝起きたら亡くなっていて、亡くなる瞬間には立ち会えなかった」という場合も往々にしてあるので、何をもって孤独死なのかというのは人それぞれなのかな、とも思いました。
とはいえ、ひとりでも多くの高齢者が、亡くなる間際に「さみしいなあ」「本当は家族と過ごしたかったなあ」と思わずに最期を迎えられるように、積極的に働く世代が高齢者に気を掛けていくことも大事だと思います。
私も、祖母が二人いるのですが、「さみしい」と感じずに最期を迎えられるように、できるだけたくさん顔を見せたいし、自宅で最期を迎えたいという願いに寄り添ってあげられる孫でありたいです。
「死」という重たいテーマではありましたが、自分の人生とも密接にかかわってくるテーマなのでとても考えさせられ、今回も学びの多い講義でした^^
読んでいただき、ありがとうございました!!
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