漫画キングダムと行動経済⑤
漫画キングダムと行動経済第5弾
漫画キングダムと行動経済第5弾!
これはまだまだ続きます(笑)
さて!
大人気漫画のキングダム。
周王朝、
春秋戦国時代を舞台にした物語です。
王弟に反乱を起こされ、
薄弱の王で後の始皇帝・嬴政(えいせい)と、
下僕の身で有りながら大それた野望、
天下の大将軍を夢見る・信(しん)が出会い、
未だ誰も成し得たことのない、
中華統一するまでの過程を描いています。
キングダム断トツの人気№1キャラ
そんなキングダム
様々なキャラにファンがついています。
キングダムはすでに単行本59巻目を発行し、
約70,000,000部もの販売を記録しています。
そんな中でも比較的前半に戦死したキャラが、
「断トツの人気№1キャラ」
として今も君臨しています。
ココまで書けば…
きっと多くの方がこのキャラと言うでしょう!
秦国六大将軍・王騎将軍
今回の主役は秦国六大将軍の一人、
キングダム史上断トツの人気№1キャラで
王騎将軍です。
ご存知な方はスルーして頂きたいのですが、
ご存じない方の為に少し、
王騎将軍について書きます。
王騎将軍はもともと、
秦の第28代君主・昭王(嬴政の曽祖父)に使え、
秦国六大将軍のなかでも最強の武人でした。
悲しき愛の物語
昭王の娘で、
六大将軍の一人・摎(きょう)という婚約者がいました。
摎は身を守るために王騎の家で養女としてかくまわれ、
王騎のもとで強く育って行ったのです。
摎は王騎を慕っていました…
「100個の城をとったら妻にしてほしい」
と伝えていたのですが、
ちょうど100個目の馬陽攻めに入った時に…
武神・龐煖(ほうけん)によって殺されてしまったのです。
弔い合戦
ココから一線を少し退いていた王騎。
しかし!
因縁の地・馬陽攻防戦で秦国総大将として復帰します。
ここで摎の仇である龐煖との一騎討ちとなります。
実はこの戦いで、
「漫画キングダムと行動経済③」に登場した、
趙の将軍・李牧(りぼく)の策略にハマり…
龐煖との決着はつかず、
王騎は致命傷を負うのです。
そして…
多くの兵士が見守る中、
息を引き取るのです。
その瞬間…
「摎も笑っています」と言って旅立ちます。
生きざま
なぜ未だに王騎将軍が断トツの一位なのか?
これは漫画キングダムを見ると、
その答えが分かると思います。
なかなか一言では語り尽くせないのですが…
「強さ」と「愛」を兼ね備えた、
人格者であるリーダーだからなのかもしれません。
最後の最後まで「天下の大将軍」として生き抜いた美しさ
昭王や嬴政において「君主に忠誠」を尽くす義理人情
家臣たちを信頼し「優しくも厳しく」戦場で背中を見せる姿
まさに強さと愛を合わせたリーダーとしての見本です。
コロナ禍において考えてみる
圧倒的強さなのに自慢せず、
駆け上がってくる未来の若者に対して、
決して甘やかさず、
課題を与え試練を乗り越えさせます。
これらは全て…
チャンスを常に出している事で、
期待をしているからなのではないでしょうか?
時代は大きく変わり始めています。
いつの時代も「リーダー像」には、
惹かれるモノがあるのです。
芯の強さと志があるからこそ、
保身を考えず、
自らの道を突き進む事が出来るでしょう。
漫画キングダムと行動経済⑤まとめ
毎度毎度ですが…
漫画キングダムと行動経済の5記事目となりました。
1記事目は「主役・時代背景・魅力・組織構築論」に分け、
「収益的側面」含め書かせて頂きました。
2記事目は「中華統一を目指す秦の若き王・嬴政」と、
秦の右丞相まで登りつめた呂不韋(りょふい)について、
「天下とは何か?について語り合う思想」を書かせて頂きました。
3記事目は「趙国の新三大天・李牧(りぼく)」を基に、
「自らの生き方」について書かせて頂きました。
4記事目は「美しき山の王・楊端和(ようたんわ)」を基に、
目的が明確であれば過去の恨みは投げ捨てて、
「共に力を合わせて立ち上がる」
と言う生きざまを書かせて頂きました。
今回の5記事目は、
「秦国六大将軍・秦の怪鳥王騎(おうき)将軍」を基に、
「天下の大将軍」として生き抜き圧倒的存在感を放った、
【リーダーとしての姿】を書かせて頂きました。
キングダムの魅力に惹かれながら、
漫画を楽しむファンの一人ですので、
多少私見は入っています。
しかし!
時代背景は全く違いますが…
根底にあるモノを考えますと、
時代は繰り返されるとも感じます。
常に今の時代に置き換え、
自分事として見ることは大切ではないでしょうか?
キングダムシリーズは、
まだまだ続けたいと思います(笑)